의문대명사의 여러 기능과 교육에 대하여 ― 한국어 ‘무엇’과 일본어 ‘何’를 중심으로 ―

배덕희

本論文は韓国語母語話者を対象とする日本語疑問代名詞‘何’の教授学習指導方案を論議したものである。具体的には、両国の文学作品の中で用いられる‘무엇’と‘何’の用法を分析し、相違点を取り出した。これをもって教授学習指導内容の範疇を提示した。‘무엇’と‘何’の共通点としては、疑問詞・不定詞・感動詞の意味機能があげられる。しかし、‘무엇’は単独形式で不定詞の機能をするが、‘何’にはこのような機能はない。それに、‘무엇’は談話標識語や慣用的な表現として、‘何’は他の要素を伴い連語や副詞としての機能がある。形態・統辞的な用法を観察するために、‘무엇’と‘何’が後接形式を伴わない場合と伴う場合とに分けて考えてみた。単独形式として用いられる‘무엇’は不定詞・感動詞・談話標識語として、‘何’は感動詞・疑問詞として機能する。後接形式を伴う場合、文章の統辞構造を形成する格助詞との結合の面では両言語は大変似通っている。しかし、文末では‘무엇’は25.65%、‘何’は3.89%用いられ、文末表現としては‘무엇’の方が発達している。また、‘무엇’は‘뭐,뭣’の形態で慣用的な用法として2.63%、‘何’は連語や副詞の形態で60.42%用いられている。すなわち、‘何’は多様な要素とひとかたまりになり一つの語彙として多く用いられる点が‘무엇’と異なる。以上のことから、韓国語母語話者を対象とする‘何’の学習指導では‘무엇’と‘何’の類似点だけでなく差異点が強調される学習指導の必要性が分かった。すなわち、‘何’を疑問代名詞として扱っている現在の学習指導の内容だけでなく、‘何’の個別語彙次元の固まりの連語や副詞の語彙用法も扱われなければならないということである。そこで、本論文で提示した“教授学習指導内容の範疇”を参考に、日本語教師は学習者のレベルに合わせて形態・統辞・意味情報を統合した教授学習指導模型を制作し、活用すればより効果的な教育結果が得られるのではないかと思われる。

Citation status

KCI Citation Counts (0)
REFERENCES (15)
열림/닫힘 버튼
* 2022년 이후 발행 논문의 참고문헌은 현재 구축 중입니다.

[thesis] 김영란 / 2003 / 한국어 교육을 위한 의문사 어휘 정보와 교수 방법 연구 / 박사 / 상명대학교 대학원

[journal] 김은숙 / 2002 / 의문표현의 감동사적 용법에 관한 고찰 / 평택대학교 논문집 16 : 227~232

[journal] 배덕희 / 2005 / A Contrastive Study on Japanese Wh-word「nani(nan)」with Korean / 일본문화연구 / 동아시아일본학회 (13) : 451~466

[journal] 배덕희 / 2005 / 한국어 화자의 의문사 ‘何’ 사용 실태와 일본어 교육 / 상명대학교인문과학연구소 논문집 10

[book] 서정목 / 1994 / 국어 통사 구조 연구 I / 서강대 출판부 : 208~237

[journal] 서희정 / 2009 / A study on the Description of 'Mueos' in Korean Language Education / 새국어교육 / 한국국어교육학회 (83) : 261~284

[journal] 이한규 / 1999 / 한국어 담화 표지어 ‘뭐’의 의미 / 담화와 인지 6(1) : 1~37

[book] 安達太 / 1999 / 日本語疑問文における判.の諸相 / くろしお出版 : 11~12

[book] 神尾昭雄. / 1998 / 談話と情報構造, In 日英語比較選書 2 / 究者出版 : 155~

[book] 鈴木重幸 / 1972 / 日本語文法.形態論 / 書房 : 196~

[book] 三上章 / 1972 / 現代語法序 / くろしお出版 : 149~

[book] 山口尭二 / 2002 / 日本語疑問表現通史 / 明治書院 : 227~

[book] 동아출판사 / 1989 / 동아 새국어사전

[other] 岩波書店 / 1994 / 岩波国語辞典第三版

[other] 学研 / 1999 / 学研現代新国語辞典

KJC Korea
Journal Central

Statistics

Tools

Sharing

Issue List

Citation status