본문 바로가기
  • Home

韓日両語の「反転語」考

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2009, (24), pp.105~123
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

윤상실 1 시로타슌 2

1명지대학교
2独協大学

Accredited

ABSTRACT

「教える:教わる」のように、表す事柄は同じだが、登場者の役柄に転換が起こるものを「反転語」という。反転には、登場者の主役․相手役․脇役における転換のタイプによって、主․相転換と主․脇転換と相․脇転換がある。主․相転換とは、「支配する:従属する」に見られるように、(a)(出だし語)の主役が(b)の相手役に、(a)の相手役が、(b)の主役に転換するものをいい、主․脇転換とは、「預ける:預かる」に見られるように、(a)(出だし語)の主役が(b)の脇役に、(a)の脇役が(b)の主役に転換するものをいう。また、相․脇転換とは、「掛ける:覆う」に見られるように、(a)(出だし語)の相手役が(b)の脇役に、(a)の脇役が(b)の相手役に転換するものをいう。 反転の縁で結ばれる2語が共に同一の格助詞をとる場合、例えば「上まわる:下まわる」のように、AガBヲがBガAヲに変わる場合、その反転を対称型と呼ぶ。また、反転の縁で結ばれる2語が一部で異なる格助詞をとる場合、例えば、「支配する:従属する」のように、AガBヲがBガAニに変わる場合、その反転を非対称型と呼ぶ。 かくして、主․相転換の対称型と非対称型、主․脇転換の対称型と非対称型、相․脇転換の非対称型のタイプが認められることについて述べ、韓国語の反転語との比較考察を行なった。その結果は次のようにまとめられる。 ․役柄の転換のタイプが同じであっても、役柄の名詞に付く格助詞の種類と数は若干異なる。また日本語では対称型の反転語が、韓国語では非対称型の反転語になる場合がある。 ․意味的に対応する動詞の反転語をめぐって、日本語では派生関係にある動詞の対が反転語を作るのに対して、韓国語ではそうでない場合がある。 ․両語において役柄の転換が起こることでは共通していても、例えば韓国語の「덮다․덮다」「씌우다․씌우다」 のように、同形の動詞が使われる場合がある。

Citation status

* References for papers published after 2023 are currently being built.

This paper was written with support from the National Research Foundation of Korea.