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終助詞「わ」に関する一考察 -位相語研究の観点から-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2012, (35), pp.313-326
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

이시야마데쓰야 1

1동국대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿は、日本のドラマ8作品に現れた終助詞「わ」を上昇調のものと下降調のものに区別して、それぞれの使用者がどのような言語使用傾向を見せるかを分析したものである。その結果、上昇調の「わ」は、主に30代と40代の女性が楽に話せる相手との会話で多く用い、「かしら」、タメ語の会話において用いられる「でしょう」といった女性的特徴を持つ形態と共に用いられるケースが多いため、女性的特徴を表す形態といえることがわかった。ただし、フィクションの世界において上昇調の「わ」は頻繁に用いられるが、自然会話においては衰退傾向にあり、女性らしさを演出する役割語にシフトしてきているといえる。特に、対者敬語と共に用いられる上昇調の「わ」に関しては全く使用が観察されず、ほとんど死語と化してきていると述べて差し支えなかろう。また、下降調の「わ」は、それ自体が男性語でありながら、「ぞ」「ぜ」「さ」といった他の男性語とは共起しにくく、タメ語での会話において「でしょう」を使う、どちらかというと男性的な要素が薄い言語使用傾向が見られる男性登場人物によって頻用されていた。また、下降調の「わ」は、タメ語での会話において現れやすく、その使用者は自称詞に俺を使用する話者であり、「てしまう」の縮約形である「ちゃう」、間投助詞「さ」といったインフォーマルな形態と共起しやすいことも明らかになった。これは下降調の「わ」がソフトでさっくばらんな語り口の男性によって頻用されていることを表すものである。

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