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文章構成に着目した日本語作文授業の実践研究 -ピア・レスポンスを通じた学習者の作文の変化を中心に-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2012, (35), pp.439-459
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

코가마키코 1

1韓国外国語大学校 助教授

Accredited

ABSTRACT

古賀・青木(2012)によると、近年大学生に求められる能力の一つに論理的表現力が挙げられる。これは、論理的思考力、論理的構成力、メタ言語能力などを包括する概念であり、日本語学習者にとっても必須の能力であるといえる。大学の日本語教育における論理的表現力の育成を目的にスピーチ指導を行った古賀・青木(2012)および古賀(2012)の研究における課題をふまえ、筆者は共同研究者とともに中~上級の韓国人大学生を対象としてピア・レスポンス活動を取り入れた作文授業をデザインした。本稿はそのうち、文章の構成に着目した授業の実践について、学習者の書いた作文の変化から学習効果の分析を行うものである。学習者が授業前と授業後に書いた作文を比較分析した結果、17名中16名の学習者の作文において、要素の追加・削除、配列の変更など、構成の変化が明らかになった。作文プリントの書き込みを検証した結果、構成の変化には、グループによるピア・レスポンスの影響がみられた。ここにおいて、ピア・レスポンスのプロセスが論理的表現力の伸長、すなわちメタ認知の強化につながっていることが示唆された。さらに、日本人教師10名を対象に作文の評価調査を行った結果、文章の構成の変化が評点の向上につながることが明らかになり、評価者のコメント分析からは、今後の授業実践の指針となる評価の観点も得られた。

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