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韓国の四年制大学における母語話者日本語教師の役割と能力 -学習者·韓国人教師·母語話者日本語教師の比較を中心として-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2012, (35), pp.475-493
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

Honda Miho 1

1이화여자대학교

Accredited

ABSTRACT

韓国の大学においては、近年、教育的目標として日本文化理解とコミュニケーション能力が強調されているが、具体的なコースデザインは各大学の裁量に任されている。そのため母語話者日本語教師(以下、母語話者教師)に望まれる資質を提示したものはなく、共通に求められる条件や教師像を客観的な資料に基づいて認識するのは難しい状況である。しかし、各大学には何らかの「不文律」としての基準が存在しているはずである。本稿では、韓国の四年制大学の日本関連学科に所属する学習者、韓国人教師、母語話者教師を対象に行った質問紙調査によって得られた結果を用いて探索的因子分析を行い、三つの集団が求める母語話者教師の役割と能力を明らかにした。続いて因子分析結果を基に多変量分散分析、多重比較によって集団間を比較し、集団が求める母語話者教師像の特徴を明らかにするとともに、母語話者教師の認識の低い因子を発見した。分析の結果、三集団が求める母語話者教師の役割と能力に関する因子は「融和的人格」「日本語·日本語教育の専門性及び授業実践能力」「大学教師としての経験·教養」「授業外での指導·活動」「韓国文化理解·韓国語能力」の5つであった。その中で、母語話者教師が学習者、或は韓国人教師との間で有意な認識の差が認められた因子は「融和的人格」「大学教師としての経験·教養」「韓国文化理解·韓国語能力」であった。この三つの因子において母語話者教師の認識は他の集団より低いという結果であった。

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