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日韓の会話に見られる共話 -統辞論的な観点から見た共話の構造とその発話文の出現形式を中心に-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2013, (37), pp.119-132
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

유혜정 1

1일본 학습원대학

Accredited

ABSTRACT

本研究は、会話において、先行話者の発話がまだ完了していないところで後行話者の発話が現れる現象のうち、後行話者の発した発話文が先行話者の発話文と統辞論的·意味論的に繋がりを持ち、前者、後者のそれぞれの発話が一つの発話文と見なされる<共話>について考察したものである。ここでは、特に以下の3点に焦点を置き、統辞論的な観点から共話の構造とその発話文の出現形式の特徴を明らかにすることを目的とする。1. 会話における<共話>の構造はどのようになっているのか。2. 統辞論的な観点から、先行発話文と後行発話文はどのようにつながり、<共話>を成しているのか。3. 日本語の特徴として取り上げられているが、韓国語にも見られる現象であるか。韓国語にも見られた場合、統辞論的に類似性を持つ韓国語と日本語にはどのような類似点·相違点があるのか。分析の結果、後行話者の発話行為により成立する共話は、その出現様式に一定の規則性が見られ、会話における共話の構造を定式化することができた。後行発話文は先行発話文の後をすぐ繋ぎ共話を成す場合、相づちなどを挟んで繋ぐ場合、先行発話と重なりを持って共話を成す場合が観察された。共話の文構造の分析から、まず、後行発話文は日本語73%、韓国語は78%が先行発話文を完結しており、会話において後行発話は単に先行発話を聞いているだけではなく、発話中である先行話者の発話行為にまで影響を及ぼしていることがわかった。また、日韓ともに「主部+述部」や「先行節+後行節」を成しているものが多く、先行発話の「助詞」や「接続形」の後に後行発話文が現れたものが多かったが、日本語と韓国語は統辞論的に類似しており、文の構造が似ているため、このような結果が出たと考えられる。<共話>のこうした形式上、機能上の特徴は、複数の話者の発話を交差しながら連ねてゆく働きを有するものであって、内容の上では、談話全体のcoherence(結束性)を形作るデバイスとなっていることがわかる。

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