@article{ART001826545},
author={HYEYOUN KIM},
title={「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미},
journal={The Japanese Language Association of Korea},
issn={1229-7275},
year={2013},
number={38},
pages={59-71}
TY - JOUR
AU - HYEYOUN KIM
TI - 「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미
JO - The Japanese Language Association of Korea
PY - 2013
VL - null
IS - 38
PB - The Japanese Language Association Of Korea
SP - 59
EP - 71
SN - 1229-7275
AB - 本稿では、「かもしれない」「にちがいない」のタ形のテキストごとの使用傾向と意味を明らかにすることを目的とする。本稿で各テキストの用例を分析した結果、「かもしれない」「にちがいない」のタ形は会話文と新聞においてはほとんど現れず、主に小説の地の文に現れることがわかった。また、本稿では小説に現れる「かもしれない」「にちがいない」のタ形はほとんど文意を変えずル形に変えられると述べ、この場合のル形とタ形の対立は過去形と非過去形の対立ではなく、視点の違いであると説明した。この場合のタ形は語り手としての視点(外的視点)から登場人物の心的態度を表すとし、ル形は小説の内部の登場人物の視点(内的視点)から登場人物の心的態度を表すと述べた。但し、話者の判断が明らかに過去に行われていることを表す表現がある場合は、タ形をル形に変えることができず、この場合のタ形は、過去時における判断を表すと述べた。つまり、本稿では、「かもしれない」「にちがいない」のル形とタ形は判断時だけでなく、文体の違いや語り手としての視点の違いでも対立していることを用例をもとに明らかにした。さらに、「かもしれない」「にちがいない」のタ形とル形は判断時や視点などの観点からは異なりを見せるが、「もしかすると」「きっと」などとの共起関係から、「かもしれない」「にちがいない」のタ形はル形と同様、それぞれ、「可能性判断」「確信的判断」を表すと述べた。
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HYEYOUN KIM. (2013). 「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미. The Japanese Language Association of Korea, 38, 59-71.
HYEYOUN KIM. 2013, "「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미", The Japanese Language Association of Korea, no.38, pp.59-71.
HYEYOUN KIM "「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미" The Japanese Language Association of Korea 38 pp.59-71 (2013) : 59.
HYEYOUN KIM. 「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미. 2013; 38 : 59-71.
HYEYOUN KIM. "「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미" The Japanese Language Association of Korea no.38(2013) : 59-71.
HYEYOUN KIM. 「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미. The Japanese Language Association of Korea, 38, 59-71.
HYEYOUN KIM. 「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미. The Japanese Language Association of Korea. 2013; 38 59-71.
HYEYOUN KIM. 「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미. 2013; 38 : 59-71.
HYEYOUN KIM. "「かもしれない」「にちがいない」의 タ형의 의미" The Japanese Language Association of Korea no.38(2013) : 59-71.