@article{ART000929462}, author={권경민}, title={漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2004}, number={22}, pages={135-150}
TY - JOUR AU - 권경민 TI - 漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム JO - Journal of Japanese Culture PY - 2004 VL - null IS - 22 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 135 EP - 150 SN - 1226-3605 AB -
漫畵に見られる視線無視についての分析から日本人と韓國人の表現メカニズムを探った。分析結果、日本の漫畵に見られる視線無視には、「困惑」「怒り」の感情とともに照れ笑いや苦笑いが表現されている複合感情であるものの、一方、韓國の場合は、感情がストレートに描かれている單一感情であることが分かった。そして、ポライトネス理論からの考察結果、日本の視線無視の意味は「不滿」「恥」「困惑」などの「(-)ネガティブ視線無視」が多數であるものの、韓國の視線無視の意味は「自慢」「滿足」「感想」などの「(+)ポジティブ視線無視」が多く表現されていた。最後に、原因による分析の結果、日韓ともに「自原」より「他原」の方が多數を占めているが、漫畵ジャンルによる相違が見られ、大人が主な讀者である新聞漫畵より子供向けの兒童漫畵の方が「他原」の視線無視の登場率が高い。
漫畵に表現されている視線無視には、日本と韓國、それぞれの社會や文化を背景にした考え方や規範が大きく反映されているため、日本人と韓國人の円滑なコミュニケーションのための一つの方法として視線無視の表現メカニズムについての認識が考えられる。
KW - DO - UR - ER -
권경민. (2004). 漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム. Journal of Japanese Culture, 22, 135-150.
권경민. 2004, "漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム", Journal of Japanese Culture, no.22, pp.135-150.
권경민 "漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム" Journal of Japanese Culture 22 pp.135-150 (2004) : 135.
권경민. 漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム. 2004; 22 : 135-150.
권경민. "漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム" Journal of Japanese Culture no.22(2004) : 135-150.
권경민. 漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム. Journal of Japanese Culture, 22, 135-150.
권경민. 漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム. Journal of Japanese Culture. 2004; 22 135-150.
권경민. 漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム. 2004; 22 : 135-150.
권경민. "漫畵に見られる<視線無視>の表現メカニズム" Journal of Japanese Culture no.22(2004) : 135-150.