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日本語学校に通う韓国人留学生たちのパーソナル・ネットワーク形成過程分析(2) ―インターネットの役割分析―

Jung Geun Ha 1

1전남대학교

Accredited

ABSTRACT

 韓国人留学生たちが来日してからよく利用しているインターネットサービスはサイワールド(cyworld、싸이월드)とポータルサイト「Daum caféの동경유학행모임」であった。Daum caféとサイワールドの大きな違いは、サイトを利用している人たちの「緊密度」にあった。サイワールドは対面接触が頻繁な強い紐帯の人たち同士のパーソナル・ネットワークの維持手段として利用されており、Daum caféは、会社や学校を離れた場所での顔も名前も知らない匿名の人たち、つまり緊密度の弱い紐帯の人たちが作る架空の集まりであった。「동경유학행모임」というサイトは匿名の人たちが入会して運営されているサイトであるため、会員たちの関係がどうなっているのかと聞かれても、それは分からない。ただ、まったく知らない人たちが情報を交換し合い、助け合う弱い紐帯のインターネットサイトである。Daum Caféの「동경유학행모임」は、M・グラノヴェター(渡辺深訳 1998)が『転職』の3章で言っている、弱い紐帯の新しいバージョンに値する(M・グラノヴェターが言う、弱い紐帯は対面頻度によって、強い紐帯と弱い紐帯を分けているが、本論文では対面関係とは一切関係ない。ただインターネットサイトの会員であることに着目して言っている)。つまり、このサイトに入会している人たちを分析すると、彼らは日本留学を共通分母にして集まっている趣味集団である。それ故、このサイトには様々な専攻の人たちが集まっており、また学歴、年齢、経済状況など、人的資本がバラバラな集団である。このように、何もかもがバラバラだから、情報が豊富である。だから留学生たちは동경유학행모임という弱い紐帯のインターネットサイト(開放的インターネットサイト)に接続し、ソーシャル・サポートをはじめ、ソーシャル・スキルやパーソナル・ネットワーク形成までも期待するのである。それに比べ、サイワールドはまず、対面頻度が高い人たち、すなわちとても親しい人同士が強い紐帯で結ばれ、運営されるインターネットサイトであり、携帯電話とともに韓国社会に新しく現われた連絡手段である。しかし、このインターネットサイトは非常に閉鎖的であるがゆえにお互いの心理的なサポートは期待されるが、情報収集にはあまり期待できないという特徴がある。韓国人留学生たちはこの強い紐帯(閉鎖的)/弱い紐帯(開放的)のインターネットサイトを都合よく使い分け、異文化での留学生活を乗り越えようとしているのである。

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