@article{ART001797971},
author={강현모},
title={나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―},
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2013},
number={58},
pages={183-201},
doi={10.21481/jbunka..58.201308.183}
TY - JOUR
AU - 강현모
TI - 나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2013
VL - null
IS - 58
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 183
EP - 201
SN - 1226-3605
AB - 以上のように本文で『それから』の主人公である代助が父の長井得と友人の平岡に勘当される衝撃的な選択は何を意味するのかという観点から偽善的な生き方と世俗的な生き方をする父と平岡、そしてそれを拒否する代助の意識構造をとおして考察した。本文で考察したように漱石はどのような対象であっても目的ではない手段を使うことを断乎として拒否していることがわかる。それは「人間を目的で対せ」というカントの思想と一致したものであり、「最大多数の最大幸福」を追求する功利主義と対立している。またそれは東洋の支配談論である儒教思想に対する批判的な視覚であり、批判談論としての老荘思想に対する肯定的な視覚を意味することが確認できる。漱石は「ポテトーとダイヤモンド論」を通して世俗的な生き方を軽蔑し高貴で道徳的な価値を追求した自分がその道徳的価値を手にいれた瞬間、奈落の底に落ちていかなければならないという不条理な現実世界を究明して見せることにより、極めて高く、極めて純粋な道徳的価値をもって現実を生きていくということがどれほど選択しがたい生き方であるかを示している。『それから』で漱石は代助をと通して最高の道徳的価値を「最大多数の最大幸福」を追求する功利主義や自由な人格の人間を人為的に規範する儒教の倫理観のように「進の思想」にあるのではなく、根本の自然に帰る、すなわち人間の本性の回帰を主張する老荘思想である「帰の思想」にあることを力説しているのだ。漱石はその誰もが行き難い、そして誰も行かない道を代助に行かせている。爆発寸前の心理状態で電車に乗っていく代助の姿を描いた『それから』の最後の場面は不条理な現実に対する代助の惨憺たる心境を吐露した声なき絶叫であり、それは凄絶どころかかえって敬虔な苦行の道を行く求道者の姿だと言える。代助のこの苦行は、漱石の生き方に対する真摯さを克明に表しているとも言える。したがって『それから』は漱石自身の生き方に対する苦悩と真摯さを激情のままに描いた作品であると言えよう。
KW -
DO - 10.21481/jbunka..58.201308.183
ER -
강현모. (2013). 나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―. Journal of Japanese Culture, 58, 183-201.
강현모. 2013, "나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―", Journal of Japanese Culture, no.58, pp.183-201. Available from: doi:10.21481/jbunka..58.201308.183
강현모 "나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―" Journal of Japanese Culture 58 pp.183-201 (2013) : 183.
강현모. 나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―. 2013; 58 : 183-201. Available from: doi:10.21481/jbunka..58.201308.183
강현모. "나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―" Journal of Japanese Culture no.58(2013) : 183-201.doi: 10.21481/jbunka..58.201308.183
강현모. 나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―. Journal of Japanese Culture, 58, 183-201. doi: 10.21481/jbunka..58.201308.183
강현모. 나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―. Journal of Japanese Culture. 2013; 58 183-201. doi: 10.21481/jbunka..58.201308.183
강현모. 나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―. 2013; 58 : 183-201. Available from: doi:10.21481/jbunka..58.201308.183
강현모. "나쓰메 소세키(夏目漱石)의『그 후(それから)』론 ―人爲的인 規範과 自然의 本性을 중심으로―" Journal of Japanese Culture no.58(2013) : 183-201.doi: 10.21481/jbunka..58.201308.183