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Language management of the private level in the communication of Three East Asian Countries; Korea, China and Japan

  • 日本硏究
  • 2011, (31), pp.49-67
  • Publisher : The Center for Japanese Studies
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature
  • Published : August 20, 2011

Park, Yang-sun 1

1숙명여자대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿では、日本語․韓国語․中国語による言語行動の際の個人言語管理に注目し、母語場面と接触場面においてそれぞれどのよう言語管理が行われるのか明らかにすることを研究目的とする。そのため、大学生が指導教員に依頼および個人情報を聞く場面を想定し、インタービュー調査を行い日韓中の3国で母語話者と非母語話者の93名のデータを収集した。分析では、言語行動を把握するための[丁寧][具体的][論理的][配慮][目的志向]の5つのマーカーに焦点を当ててその出現頻度を比較した。その結果、日韓中の3国の母語話者の言語管理と非母語話者の言語管理はそれぞれ差が見られた。マーカーの出現頻度では、中国調査での母語話者と非母語話者との差が大きかったが、韓国と日本の調査ではそれほどの差は見られなかった。さらに、日韓中の3国の母語話者は、依頼の場面の前後より、依頼を言語化する場面でマーカーが多く見られたが、日本語による言語行動の際は、母語話者と非母語話者ともに教員の年齢、収入などの個人情報を聞く場面でもっともマーカーが多く出現していた。言語行動のマーカー別にみると、母語話者の場合、[配慮]と[具体的]な発言を重んじる言語管理を見せたが、非母語話者は韓国語による言語行動では[丁寧]を重んじる傾向が、日本語による言語行動では[配慮]を重んじる傾向が見られた。しかし、非母語話者の中国語による言語行動では母語話者の言語管理とも<自分の言語>とも異り、これらのマーカーの出現が乏しいことから、中国語での言語行動に適切な言語管理が行われていないという印象が強い。また、韓国語による言語行動では母語話者の言語管理のパターンを明確にするに不十分な結果であったが、これは韓国人の率直に自分の意見を言い、相手に親しさを感じさせる言語管理のパターンを把握するマーカーが含まれていないことが原因だと思われる。これは今後の課題にしたい。

Citation status

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This paper was written with support from the National Research Foundation of Korea.