@article{ART001239017}, author={백송종}, title={「からして」의 도리타테성 (とりたて性) }, journal={The Japanese Language Association of Korea}, issn={1229-7275}, year={2008}, number={21}, pages={43-62}
TY - JOUR AU - 백송종 TI - 「からして」의 도리타테성 (とりたて性) JO - The Japanese Language Association of Korea PY - 2008 VL - null IS - 21 PB - The Japanese Language Association Of Korea SP - 43 EP - 62 SN - 1229-7275 AB - 本稿は、いわゆる極限系のとりたて詞「まで」と、意味的に對極関係にあると思われる「からして」について、その「とりたて性」の問題を提起し、卑見を述べたものである。
考察の結果、次の3点が明らかになったのではないかと考えているが、ご叱正、ご批判と仰ぎたいと思っている。
(1)格助詞「まで」は、同じ格助詞「から」と対応関係にあるが、格助詞と同じ形態のとりたて詞「まで」は、格助詞「から」とは対応関係になく、むしろ意味的に「からして」と對極関係にあると思われること。
(2)とりたて詞「まで」と意味的に對極関係にあると思われる「からして」は、從來のとりたて詞に関する先行研究を踏まえて分析してみた結果、構造的には分布の面で制約は見られるが、その他の面については、とりたて詞としての構文的‧意味的特徴を満足していると思われること。
(3)とりたて性をもつと思われる「からして」は、他のとりたて詞「さえ」と置き換えが可能な場合があり、「極限の終点」という意味機能をもつと思われる「まで」に対して、「極限の始点」という意味機能をもっているのではないかと考えられること。
以上のことから、「からして」は、完全なとりたて詞とは言えないものの、とりたて性があると考えられ、とりたての研究のある面を補うものではないかと思われる。
KW - DO - UR - ER -
백송종. (2008). 「からして」의 도리타테성 (とりたて性) . The Japanese Language Association of Korea, 21, 43-62.
백송종. 2008, "「からして」의 도리타테성 (とりたて性) ", The Japanese Language Association of Korea, no.21, pp.43-62.
백송종 "「からして」의 도리타테성 (とりたて性) " The Japanese Language Association of Korea 21 pp.43-62 (2008) : 43.
백송종. 「からして」의 도리타테성 (とりたて性) . 2008; 21 : 43-62.
백송종. "「からして」의 도리타테성 (とりたて性) " The Japanese Language Association of Korea no.21(2008) : 43-62.
백송종. 「からして」의 도리타테성 (とりたて性) . The Japanese Language Association of Korea, 21, 43-62.
백송종. 「からして」의 도리타테성 (とりたて性) . The Japanese Language Association of Korea. 2008; 21 43-62.
백송종. 「からして」의 도리타테성 (とりたて性) . 2008; 21 : 43-62.
백송종. "「からして」의 도리타테성 (とりたて性) " The Japanese Language Association of Korea no.21(2008) : 43-62.