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『西立志編』における外國地名の表記實態

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2008, (21), pp.169-183
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

황미정 1

1고려대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿は『西国立志編』の外国地名の表記実態について日本文献及び中国文献の使用例との比較分析を通して、中村正直の外国地名の来歴の一端を明らかにしたものである。また、表記方式による使い分けについてあわせて考えたものでもある。 まず、表記実態をみてみると、採集した異なり語数306のうち、漢字表記が221語、カナ表記が85語あり、漢字表記には音訳した地名が多く現れているが、特に「アメリカ」の国名に対して8種の漢字表記が使用されている特徴がみられる。 次に、外国地名の来歴の一端については、『海国図志』1847、『地球全志』1854、『遐邇貫珍』1853-56、『地球説略』1856、『六合叢談』1857-58、『英華字典』1866-69の外国地名とのみ一致する地名があり、中村が『西国立志編』を訳述する際、これらの文献を参考にした可能性が察せられる。また、これらの文献に現れる外国地名の中で、「亞利知爾(Algiers)、新州府(America ncolonies)、皮路直坦(Beloochees)、牙買加(Jamaica)、力斯本(Lisbon)、牛西蘭(New Zealand )、尼々微(Nineveh)、諾曼的(Normandy)、諾東北蘭(Northumberland)、挪耳回(Norway)」といったものは来中宣教師の手によって新しく作られた表記と考えられる。 最後に、表記方式による使い分けについては、編別に表記方式による推移をみると、全般に漢字表記は減少する傾向へ、これに対してカナ表記は増加する様相を現していることから、中村は『Self-Help』に出てくる数多くの地名に対応しきれず、新しい地名にはカナ表記を使わざるをえなかったと考えられる。

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