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『重刊改修捷解新語』における仮名の使用状況

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2009, (24), pp.155~177
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

도가사키 유이치 1

1경희대학교

Accredited

ABSTRACT

『捷解新語』重刊本はそれまでの原刊本や改修本とは、内容だけでなく文字も一新された。それまでの稚拙な仮名は流麗なものに改められ、また使われている文字の種類にも変化が生じた。本稿では重刊本で使用されている仮名について、主に巻十で用いられている異体仮名の出現状況と用法を中心に考察する。 重刊本では全部で74種類の仮名が使われ、全巻で常用される仮名の他に、巻十の異体仮名が24種類、また連綿字にだけ現れる仮名4種類がある。このうち異体仮名は、原刊本では単一の機能を持つものばかりだったが、重刊本では2、3種類の語彙の表記に用いられるなど、複数の機能を持つものが多くなる。更に、異体仮名や連綿字に用いられる字の大部分は、近世の浄瑠璃本や草双紙類で頻用されるものである。 そして、これらの仮名の使用法には、学習者への教育効果を考慮したと考えられる箇所がいくつもある。例えば「者」「本」のように、外国人にとって難しい読み方をするものには、読み方のパターンに応じた例が現れるようになっている。また異体仮名「天」「者」では、左注や書翰文の字と異体仮名を対応させることにより、その字の担う特定の用法を示せるようになっている。

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