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スル・シタと視点との関係に関する一考察 ─<地の文>を中心に─

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2010, (28), pp.195-210
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

LEE HEE SEUNG 1

1한국외국어대학교

Accredited

ABSTRACT

<はなしあい>は発話時を基準とするテクストであるのに対し、<地の文>は物語世界の内部の出来事時を基準とするテクストであり、<はなしあい>とは時間構造も人称構造も異なっている。この<地の文>は、基本的にシタ形式が用いられ、物語内の複数の出来事間の時間関係が重要になってくる。しかし、実際の小説を見てみると、シタ形式だけではなくスル形式も頻繁に現れる。このようなスル・シタ形式の交替現象に対して従来の研究では、小説の<地の文>におけるスル・シタ形式の交替が動的動詞か静的動詞かによって行われたり、スル形式が用いられるのを歴史的現在の用法として説明されてきたが、スル・シタ形式が持つ文体的特性についてはあまり明らかにされていないと思われる。したがって、本稿では、工藤(1995)による<地の文>の分類を用いて、<外的出来事の提示部分><内的意識の提示部分><解説部分>と三分類し、スル・シタ形式の交替を視点との関係を中心にスル・シタ形式が持つ文体的特性を考察することを試みた。

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