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川端康成の『雪国』の語彙考察 -数量的語彙調査を通じて-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2011, (31), pp.185-199
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

Song, Jeong-Sik 1

1인하공업전문대학

Accredited

ABSTRACT

語彙研究は、対象語彙の選定と語彙調査、そして調査結果に基づいた語彙分析の順に行われる。この中で最も時間のかかる部分は語彙調査の段階である。最近はコンピュータなどの助けによって膨大な量の語彙調査が可能になり、調査したデータの分析および利用にも非常に便利になっている。しかし、コンピュータは機械的に処理を行うので、それに対する誤りを防ぐためには利用者のデータ処理結果の確認は必修である。なお、語彙調査の方法およびデータ処理などに関して、研究者は必要な知識を身につけておく必要がある。本稿では川端康成の作品である『雪国』に見られる語彙を語彙研究の一つの方法として数量的に扱い、『雪国』語彙の特徴を考察してみた。考察結果を簡単にまとめてみると、次の通りである。まず、『雪国』語彙には、延べ語数が45,948語、異なり語数が4,417語である。そして一語平均使用頻度は10.40である。それから『雪国』語彙の使用率上位30位までの項目の中では、人物を表す「島村」と「駒子」は、ぞれぞれ379回と270回使われており、使用率18位と25位にランクされている。これらの2語は『雪国』作品のキーワード語の役割を担っていることが確認できた。次に、助詞として使われる「の」は、2,656回も使われており、断然トップであった。そして『雪国』語彙に使われている記号の中で、読点「、」と句点「。」は、それぞれ2,590回と2,566回も使われており、全体の文章の平均の長さ等を確認することができた。

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