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高等学校の日本語教育に関する研究 -教育現場の問題に立ち向かっている教師の語りを中心に-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2012, (35), pp.93-105
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

KIM EUIYOUNG 1

1덕성여자대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿では、高校の日本語教師であるL教師の生涯史(Life History)をインタビューした内容を中心に、高等学校における日本語教育現場の問題、その問題に立ち向かっているL教師の姿勢や体験、そこから見られるL教師の実践と教育観の特徴について分析・考察し、今後の高等学校日本語教育に示唆できることを探ることを目的とした。その結果、現場の問題としては、日本語科目の地位の低下による日本語教育の縮小、教師の再教育の場の不在、授業研究資料の不足、学校内での弱い立場、それによって頑張れない授業、といった問題が挙げられた。このような問題に対して、L教師は他科目との統合授業、グループ活動などのような統合的で協働的な学びができるような実践を研究し更新しながらその成果を他の教師と共有することによって現場の問題に立ち向かっているのが分かった。L教師の実践を支えている教育観の特徴としては、言語知識やスキルの習得を目的とするのではなく、学習者と社会とのつながり、価値観の形成、思考力の養成などのように日本語教育を通して人間形成教育を目指していることが分かった。上記のように、現場の問題に立ち向かうL教師の姿勢や従来と異なるL教師の言語教育観と実践のあり方は、日本語教育現場の問題に立ち向かって実践を設計する各自の抱えているケースと比較・解釈する視点を提供している点で示唆することがあるといえよう。

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