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SPOT得点に関する一考察 -韓国語話者におけるSPOTとJPTの結果に基づいて-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2012, (35), pp.107-119
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

kim hyon ju 1

1우송대학교

Accredited

ABSTRACT

学習者の日本語能力を短時間で統合的、かつ客観的に測定できるテストとしてSPOTが挙げられる。SPOTは音声を聞きながら1文中の1ヶ所に欠落しているひらがな一字を穴埋めする形式を取っている。これは間接テストに当たり、テスト形式からは測定対象とする能力が測定できるかどうかがはっきりしないため、聞取りテストとして誤解されることがしばしばある。しかしながら、実際ではわずか10分程度で日本語能力を総合的に測定できる非常に実用的なテストである。ただし、SPOTの得点をどのように解釈すればいいかについては、説明する根拠が非常に不足している。テストの信頼性を高めるためには他の測定法との関連性を明らかにする必要がある。SPOTの場合は、口頭能力測定法であるACTFL OPIとの関係については検討がなされているが、韓国で広く一般に用いられているJPTとの関係については未だ研究が行われていない。そこで、小論では韓国国内の4年制大学における韓国人日本語学習者46名のSPOT得点とJPTスコアの相関を調べた。その結果、SPOTとJPTの間にr=.895の高い相関が示され、されにJPTをリスニング(LC)とリーディング(RC)に分けて、それぞれSPOTとの相関を検討しても同様の傾向がみられた。SPOTとJPTリスニングでは r=.817, SPOTとJPTリーディングではr=.822と、どちらも非常に高い相関が示された。さらに、SPOTの得点を利用し、JPTスコアを予測することを試みることにより、基礎研究としての一つのモデルを提示することができた。これは、SPOTの信頼性を高める結果となり、時間と費用における制約を考えなければならない教育現場において、学習レベルの把握、レベル分けなどの際に、今後SPOTが大いに活用できると期待される。

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