본문 바로가기
  • Home

日韓における人称代名詞·呼称の「あなた」と「当身」 -等称·下称·敬称を含む多義性の考察-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2012, (35), pp.359-383
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

정정미 1

1甲南大 非常勤講師

Accredited

ABSTRACT

本稿では、日韓の人称代名詞・呼称である「あなた:貴方」と「当身:dangsin」について、文脈における意味合いを含む多義性を中心に用言の共起を踏まえて対照考察を行った。特に語用論的観点から、それぞれを用いる場面や状況、人間関係(「聞き手」と「話し手」)に基づいて「等称(Formal)」・「下称(Informal)」・「敬称(Respect)」の3つに分けて分析した結果、次の特徴や傾向が確認された。「等称」では、「当身」より「あなた」の方が使用の範囲が広く、両者は主に中年の人々が使う傾向が強い。一方、共起する用言は「当身」の方が幅広いが、両者と も愛情を込めたぞんざいな用言が自然である。「下称」では、相手を咎めたり、叱責したりする場面で用いるという共通の傾向がある。両者における違いは親が子供に「あなた」を使うのに対し、「当身」は使えない。また「等称」と同様にぞんざいな用言との共起が一般的であるが、けなす意味合いが強く、上下・力関係によって上位の者が用いる。「あなた」と「当身」はともに「敬称」として用いられるが、前者は2人称、後者は3人称として使うのが対照的である。敬うという目的からの「あなた」と「当身」は丁寧な用言と共起し、ことに神に対しては両者ともに最敬体の用言を用いる。

Citation status

* References for papers published after 2023 are currently being built.