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An Exploratory Study of Heritage lexicon: Fragmentary language maintenance and community practices among Nikkei Americans

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2026, (88), pp.101~118
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature
  • Received : March 27, 2026
  • Accepted : May 15, 2026
  • Published : June 20, 2026

Keisuke Imamura 1

1Tokyo University of Marine Science and Technology

Accredited

ABSTRACT

本稿は、日系アメリカ人の間で保持・使用されている「継承語彙(heritage lexicon)」の研究を提唱する。継承語彙とは、多数派言語の使用環境において用いられる継承語由来の語彙項目であり、継承コミュニティへの志向や関係性と結びついた言語資源として位置づけられる。従来、継承語研究は主に言語能力や教育の観点から論じられてきたが、継承語の断片的保持としての語彙的側面も、言語的・文化的多様性を理解する上で重要である。本稿では、まず継承語彙の概念と研究の意義を論じた上で、カリフォルニア州の日系アメリカ人を対象としたパイロット調査の結果を報告する。調査は、語彙項目の収集とインフォーマントへのインタビューから構成され、継承語彙の保持、使用、変異の実態を記述した。 その結果、継承語彙には音韻的・形態的・意味的変化、英語との混成構造、婉曲表現としての使用など、多様な特徴が見られることが確認された。また、その使用は親密性や語彙的必要性に応じて段階的に分布しており、個人差や地域差、ジェンダー差などの影響も示唆された。これらの結果は、継承語彙が単なる語彙の残存ではなく、コミュニティにおける言語実践やアイデンティティと密接に結びついた動的な言語資源であることを示している。

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