@article{ART001135420}, author={金 正 彬}, title={About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音)}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2005}, number={26}, pages={107-128}
TY - JOUR AU - 金 正 彬 TI - About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音) JO - Journal of Japanese Culture PY - 2005 VL - null IS - 26 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 107 EP - 128 SN - 1226-3605 AB - 日本吳音系字音資料に見える日本吳音は、唐代秦音体系を標榜するとされている日本漢音に對して六朝期共時的方音實態を表わしている、と言うのが今の定說である。このような体系性に乏しい日本吳音は、それだけの複雜な重層的特質、或は六朝期の経典釋文に見える音韻相通現象、妙法蓮華経釋文の新羅時代の順憬師、元曉大師の聲調事象などの特質も共に認められる。そのため、今までの日本吳音に於ける母胎論は、中國からの直接伝來說と朝鮮半島を通して受容したという朝鮮半島経由說とが兩立しているのが現狀である。卽ち、六朝期の支那方言とも緊密に結びついているとされている日本吳音に、朝鮮漢字音はどのように介在し、どれ程影響を与えてきたかに就いての歸納的究明は、課題として殘されていると言える。
本稿では六朝期方音と日本吳音との間に、朝鮮漢字音は果たしてどのように介在したのであろうかと言う觀点からの比較、對照分析を兼ねて、日本吳音系字音の祖系音には朝鮮漢字音と密接な類似關係が見られているとのことを証明した。しかし、六朝期の正雅音であろう字音事象も混入しているため、その傳來過程で朝鮮半島の地域的關係の可能性を論じるに先んじてその相違点について詳しい硏究が行われなければならないことも論じ、重要な課題として殘した次第である。 KW - DO - UR - ER -
金 正 彬. (2005). About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音). Journal of Japanese Culture, 26, 107-128.
金 正 彬. 2005, "About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音)", Journal of Japanese Culture, no.26, pp.107-128.
金 正 彬 "About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音)" Journal of Japanese Culture 26 pp.107-128 (2005) : 107.
金 正 彬. About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音). 2005; 26 : 107-128.
金 正 彬. "About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音)" Journal of Japanese Culture no.26(2005) : 107-128.
金 正 彬. About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音). Journal of Japanese Culture, 26, 107-128.
金 正 彬. About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音). Journal of Japanese Culture. 2005; 26 107-128.
金 正 彬. About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音). 2005; 26 : 107-128.
金 正 彬. "About the beginnings of Ilbonooum(日本吳音)" Journal of Japanese Culture no.26(2005) : 107-128.