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이혼을 통한 여성의 자립과 글쓰기 ― 미야모토 유리코(宮本百合子)의 「노부코(伸子)」를 중심으로 ―

박유미 1

1충남대학교

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ABSTRACT

本稿は、伸子の夫婦関係の実相に照明を当て、結婚という制度の女性抑圧の側面を明らかにした。人間成長の場にしたいと願い結婚に踏み込んだ伸子であったが、実際の結婚生活の中で'私'というものがなくなっていくことに気付き苦しむようになる。そして恋愛結婚に基づいた理想的な近代家庭が相変わらず女性にとっては束縛の対象となったことを明らかにしている。このように女性の自立と生き方について悩んでいた伸子の内面の葛藤に基づいて考察を試みてみると、女性としての自我と実存を自覚した伸子において、離婚は自我回復とアイデンティティの確立のための一つの過程として必要であったことを確認することができる。『伸子』は作者である宮本百合子の結婚と離婚に至る過程が描かれ、女性の人生そのものが見事なテキストになることを見せてくれる作品であると言える。家庭の絆や束縛で苦しんだ伸子は自分の悩みが自分だけの問題ではないと悟り、社会一般の問題に視野を広げるようになる。伸子は真実の愛情の結合としての夫婦関係がどうであるべきか絶えず問いかけ、探求したと言える。そのゆえ伸子の離婚はただの失敗に留まらず、精神的また経済的にも自立して生きていく切っ掛け、自分捜しの模索として意味付けることができる。そして女性として戦った自分の経験に基づいて、主体的な人間として生きていきたいという願いを小説に描くようになる。このように見ていくと女性の告白体小説、自己語りは女性解放のための実践記録であり、自己表現の方法を模索した結果だと言えるだろう。

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