본문 바로가기
  • Home

真偽判断にかかわるモダリティ形式のタ形の意味 -各テキストにおける現れ方とタ形のタの意味を中心に-

HYEYOUN KIM 1

1남서울대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿では、モダリティ形式のタ形が「過去時における」判断を表すという仁田(1989)、益岡(1991)を批判し、モダリティ形式がタ形を取っても「発話時における」判断を表す場合があるなど、モダリティ形式のタ形の意味は一概ではいえないことを示す。そこで、本稿では、真偽判断にかかわるモダリティ形式「かもしれない」「にちがいない」「ようだ」「らしい」「はずだ」のタ形を対象にこれらのモダリティ形式のテキスト(会話文、小説・新聞)による現れ方やタ形のタの意味を考察した。その結果、真偽判断にかかわるモダリティ形式は「かもしれない」「にちがいない」、「ようだ」「らしい」、「はずだ」の3つのタイプに分類されることを明らかにした。 「かもしれない」「にちがいない」のタ形は会話文にはほとんど現れず、小説・新聞に現れることを示し、この場合のタ形のタは「かたりのタ」であると述べた。 また、「ようだ」「らしい」のタ形は会話文、小説・新聞に現れるが、会話文においては<推量>の用法は現れず、<様態><伝聞>を表すという制限があることを指摘し、この場合のタ形のタを「命題に近いタ」であると説明した。それに対し、小説・新聞に現れる場合は用法の制限なく現れ、この場合のタ形のタは「命題に近いタ」や「かたりのタ」であると述べた。 最後に、「はずだ」のタ形はテキストに関係なく現れるが、会話文においては主に反事実を表し、この場合のタを「ムードのタ」から説明した。また、小説・新聞においては反事実を表す場合と表さない場合、さらに、<思い出し>を表す場合があることを示し、この場合のタ形のタを「ムードのタ」や「かたりのタ」と関連付けて述べた。

Citation status

* References for papers published after 2023 are currently being built.