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『あしたのジョー』における日韓パワーゲーム  ―矢吹丈と金竜飛の対戦―

임상민 1

1한남대학교

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ABSTRACT

「まっ白に燃えつきる」というセリフで有名な『あしたのジョー』は、完全燃焼する矢吹丈の姿に力点が置かれ、日本だけではなく韓国でも消費される漫画である。しかし、そうした消費の枠組みからは、共に「燃えあがった」金竜飛がなぜ負けたかを考えることはできなくなる。矢吹丈の逆転KO勝ちを同時代に起きていた第2次朝鮮戦争の危機説と日韓の経済接近という文脈から解釈してみると、「朝鮮戦争」という過去をもつ金竜飛に覚える矢吹丈の「劣等感」は、朝鮮戦争による特需で太ってしまった戦後日本の罪悪感と先端産業の技術力だけでなく、日米間の安保条約の面においてもアメリカに劣っているというコンプレックスとして解釈できる。そして、対等な勝負を前提とする力石徹の「意志」を想起することにより「劣等感」を乗り越えていく矢吹丈の逆転KO勝ちは、1969年の「ニクソン⋅ドクトリン」をはじめとするアメリカのアジア政策の路線転換によって、アジアにおける米国の役割を日本が一部「肩代わり」することになり、安定的な輸出市場と低廉な労働力市場の確保、そして原料資源獲得などに苦心していた同時代の日本が、「日韓経済圏」という名のもとアジアに改訂版「大東亜共栄圏」を形成していく姿と重なる。つまり、二人の対戦は第2次朝鮮戦争の危機と同時に問われる日本の道義的問題を巧みに経済問題へとずらしていく非対称的なパワーゲームだったのである。

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