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「~ヨウトスル」の許容度に見られる世代差 -一人称主語と三人称主語の比較-

구니시와 사토미 1

1名古屋大学大学院

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ABSTRACT

本稿は「~ヨウトスル」の用法に世代差があることについて論じたものである。(1)のように「~ヨウトスル」は一人称主語において用いると不自然である。しかし、筆者が行なった10代から60代までの150名の日本語母語話者を対象としたアンケート調査によると、(1)のようにカラオケに行く意志がある場合は不自然であるが、(2)のようにカラオケに行く意志がない場合は許容されやすくなる。さらに、(2)は世代が下がると許容度が上がる。 (1)  * (私は)今からカラオケに行こうとする。(2)  ?? (私は)無意識のうちにカラオケに行こうとする。 また、(3)のように一人称主語は不自然であるが、(4)のように三人称主語は許容されやすくなる。さらに、(4)は世代が下がるほど許容度が上がる。 (3)  * (私は)カラオケに行こうとする。(4)  ? (彼は)カラオケに行こうとする。 本稿は(2)、(4)における許容度の世代差について、世代が下がるほど自分自身を客体化して捉えるためだと考え、「視点」の違いの観点から考察した。また、この「視点」の違いによる世代差にはa)人称、b)意志性の有無、c)ル形とテイル形、d)主節と従属節という4つの要素が関わっていると考え、分析した。その結果、世代が下がると第三者だけでなく、話し手自身を客体化するようになっていることが分かった。

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