@article{ART001640498},
author={조은영},
title={類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- },
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2012},
number={52},
pages={191-209},
doi={10.21481/jbunka..52.201202.191}
TY - JOUR
AU - 조은영
TI - 類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて-
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2012
VL - null
IS - 52
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 191
EP - 209
SN - 1226-3605
AB - 副詞「急に」「突然」は「ある事態が瞬間的に成立する」ことを共通点とする類義語で、これまで内省による質的な観点で研究がなされてきた。本稿では、新聞コーパス、3年分から1,000例ずつ抽出し、客観的計量的な方法で「急に」「突然」の現れる事態について、共起する述語を分析し、各類義語に現れる事態の特徴を明らかにした。 分析の結果、「急に」は、「なる」「する」順で、「突然」は、「する」「なる」順で多く出現した。「する」「なる」の他、共通的に「言う」「変わる」「出る」「失う」が現れた。「急に」は、連続する過程の中で成立する「増える」「減る」「上がる」、「突然」は、一回で成立する「現れる」「倒れる」「崩れる」とよく共起した。特に、「急に」は、時間的な幅での検討のみならず、空間的な変化や急いでいる動きの様子の「急にする」「急になる」が見られた。 本稿で先行研究の記述に付け加えられるのは、「急に」の現れる事態とは、人の感情精神感覚思考など外部に対する主体の内面の変化、連続する過程で成立する事態、自然物物事が時間的空間的に変化する事態、人や物事の動きが急いている事態が多い。一方、「突然」の現れる事態とは、地位や場所などを含め、主体の存在の外面的な動作の動きや状態の変化、病気など、ある原因による人の状態の変化、望ましくない結果になった事態が多い。成立する事態は、一回にとどまることが多いことである。
KW -
DO - 10.21481/jbunka..52.201202.191
ER -
조은영. (2012). 類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- . Journal of Japanese Culture, 52, 191-209.
조은영. 2012, "類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- ", Journal of Japanese Culture, no.52, pp.191-209. Available from: doi:10.21481/jbunka..52.201202.191
조은영 "類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- " Journal of Japanese Culture 52 pp.191-209 (2012) : 191.
조은영. 類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- . 2012; 52 : 191-209. Available from: doi:10.21481/jbunka..52.201202.191
조은영. "類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- " Journal of Japanese Culture no.52(2012) : 191-209.doi: 10.21481/jbunka..52.201202.191
조은영. 類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- . Journal of Japanese Culture, 52, 191-209. doi: 10.21481/jbunka..52.201202.191
조은영. 類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- . Journal of Japanese Culture. 2012; 52 191-209. doi: 10.21481/jbunka..52.201202.191
조은영. 類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- . 2012; 52 : 191-209. Available from: doi:10.21481/jbunka..52.201202.191
조은영. "類義語「急に」と「突然」に関する一考察 -新聞コーパスを用いて- " Journal of Japanese Culture no.52(2012) : 191-209.doi: 10.21481/jbunka..52.201202.191