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일본의 십이지(十二支) 유래 설화 - <쥐와 소의 경쟁>과 <쥐와 고양이의 갈등>을 중심으로 -

송영숙 1

1전남대학교

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ABSTRACT

『日本の民話』において十二支の由来に関する内容は、<ネズミとウシの競争>タイプの4話と、<ネズミとネコの葛藤>タイプの4話に分けられる。前者のタイプは二匹の動物の体の大きさに焦点を会わせた内容で、体が小さくて弱者と見なされるネズミが、謀計をめぐらして自分よりずっと大きなウシを制圧し十二支で一等になる話だ。本稿では、このような話が生まれるようになった理論的背景を、足指偶奇説と陰陽時位説から推論して分析した。後者のタイプは、ネズミの嘘によりネコが十二支から除外されるという共通した叙事的構造となっている。すなわち、ネズミはネコに動物たちが試合する日を一日遅く嘘をついて教え、結果的にネコは十二支に入ることができなくなった。これを後で知ったネコは、その時からネズミを捕まえるようになったという由来談でもある。このように、十二支の由来説話においてネコが除外された由来を、本稿では吉野の陰陽時位説に立脚して結論を提示した。言い換えると、十二支で寅に当たるトラは動きの象徴性を持ち、同じ科に属するネコも同じような象徴性を持つため、十二支からネコが排除されたものと推論した。日本の十二支の由来民話の特徵は、十二支で一等と二等になる「ネズミとウシの競争」を中心に扱っており、ネズミがネコを騙す「ネズミとネコの葛藤」ももれなく登場する。残りの十二支の動物については、その順位がどのような方法で決定されたのかについて、まったく言及されていないのも共通している。これを仏教の十二支の由来説話と比較してみると、絶体者によって十二支が決定され、ネズミの謀計でネコが十二支から除外されてネズミが一等になるという同一の叙事的構造であることが分かる。日本にネコが入ってきたのは、唐の国から仏典を運ぶときにネズミの被害を防ぐためであり、ネコが高価で珍しい動物であった時代的な状況を考慮すると、日本の十二支の由来説話においてネコが除外される話は、仏教の十二支の由来説話が入ってきた影響であると推論できるであろう。民衆に親しみのなかった動物が、民話の中に主人公として登場するのは不可能なことであったからだ。特に、日本の十二支の由来説話において、ネズミが謀計をめぐらしネコに代って十二支に入り一等になる内容と、他の十二支の動物については特別に言及がないという同一の叙事的な構造もこれを傍証している。

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