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韓国語のカタカナ表記について - 聞き取り調査による語中子音の傾向分析 -

오가와 아케미 1

1남서울대학교

Accredited

ABSTRACT

 韓国語を日本語表記する場合、普通カタカナで表されるが、日本では現在、カタカナ表記にあたっての規準がない。カタカナ表記が困難な点は子音に関するもので、1)語頭の平音・激音・濃音 2)語尾のパッチム 3)語中の平音・激音・濃音と語中のパッチムの3点がある。このうち1)については音響音声学研究の分野で多く扱われ、聞き取りに関する研究も見られるが、カタカナ表記に関連するものはない。実際にカタカナ表記をした場合、1)と2)にも表記のゆれが散見されるが、最も多いのは3)である。本研究は、3)についての聞き取り調査を行い、韓国文教部から発行された「国語のカナ文字表記法」と比較しながら考察する。調査は、二拍の無意味語によるテスト語を録音し、音声データを聞いて最も近いと思われるカタカナを選択する形式で行った。調査の結果、語中の平音は濁音で、濃音は促音を伴う表記がほとんどだった。激音はパッチムがない場合は促音を伴うことが多かった。これらについては、音響音声学的研究の見解と一致する結果である。パッチムについては、従来ゆれの少ないㄷパッチムは「ッ」、ㅇ,ㄴパッチムは「ン」という回答がほとんどだった。ㄱパッチムは「ク」、ㅂパッチムは「プ」と表記されることもあるが、後続子音によっては促音「ッ」で表される。どのような条件下で促音と捉えられるか、特定は困難である。ㅁパッチムは「ム」より、全体的には「ン」を選択する回答のほうが多かった。ㄹパッチムは「ル」と表されることが多いが、「ル」以外の独特な表記も見られた。今回の調査により、語中の平音・濃音・激音、および語中のパッチムがカタカナでどのように表されるか、ある程度の傾向を示すことができた。「カナ文字表記法」との比較においては、異なる点もいくつか認められた。 韓国語のカタカナ表記の機会は増えつつあり、今後カタカナ表記の規準確立が必要となる。本研究は、それに向けての足がかりの一つとなるであろう。

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