@article{ART001747804},
author={Seonga Woo},
title={有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -},
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2013},
number={56},
pages={255-272},
doi={10.21481/jbunka..56.201302.255}
TY - JOUR
AU - Seonga Woo
TI - 有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2013
VL - null
IS - 56
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 255
EP - 272
SN - 1226-3605
AB - 『石にひしがれた雑草』は、それ自体が一つの手紙になっている書簡体小説である。その中に「紙切れ」を含めていくつかの手紙が入っている。有島は手紙を通して何を話そうとしたのか。まず構成について調べてみると次のようである。一部の恋愛時代、はじめての紙切れ事件でAとM子は恋人になる。二部の外遊時代、M子の「浅薄」な手紙によってAが日本に戻り、M子と加藤の不倫を知るようになる。三部、結婚と二番目の紙切れ事件と二番目の不倫、そして四部、Aが復讐した後、最後の手紙を残す。このような四部構成を、手紙を読むAと手紙を書くAを中心に見てみると次のようである。一部の恋愛時代、紙切れの手紙を通してAはM子という女を読み取る。三部、紙切れを見つけたAはM子の不倫を読み取る。そして一部の紙切れ事件中、Aは自分の心を伝えようとするができない。二部の外遊時代、M子の手紙をもらって「浅薄」な手紙だと感じ「詰まったような」心で手紙を出すが、返事は来なかった。そして四部、自分自身とM子、両方を破滅に陥れる復讐。それで最後に手紙を置いて姿を隠す。Aは手紙を読むが、「自分なりに」解釈する。それで手紙を出した人がどんな人なのかを、また手紙の表情までを読み取る。さらにAは手紙を書く。Aが手紙を書くということは、ドストエフスキーの『地下生活者の手記』のように「自身を侮辱した者を制圧して誘い掛けるために」ではないだろうか。一方、有島は『石にひしがれた雑草』を通して愛が「不正当に取り扱はれた」場合を描いたと言った。愛が「不正当に取り扱はれ」たと考える心底には、Aが「浅薄」な手紙をもらって感じた「詰まったような」感じがある。有島は「紙切れ」とか返事のない手紙などを通して意思の疏通が欠いている状況をつくりだした。そして不倫へ、復讐へ、破滅へ展開する。意思疏通の欠如が誤解を招いて、復讐して、結局破滅する男女関係の悲劇を、手紙を通して話そうとしたのであると思われる。
KW -
DO - 10.21481/jbunka..56.201302.255
ER -
Seonga Woo. (2013). 有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -. Journal of Japanese Culture, 56, 255-272.
Seonga Woo. 2013, "有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -", Journal of Japanese Culture, no.56, pp.255-272. Available from: doi:10.21481/jbunka..56.201302.255
Seonga Woo "有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -" Journal of Japanese Culture 56 pp.255-272 (2013) : 255.
Seonga Woo. 有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -. 2013; 56 : 255-272. Available from: doi:10.21481/jbunka..56.201302.255
Seonga Woo. "有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -" Journal of Japanese Culture no.56(2013) : 255-272.doi: 10.21481/jbunka..56.201302.255
Seonga Woo. 有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -. Journal of Japanese Culture, 56, 255-272. doi: 10.21481/jbunka..56.201302.255
Seonga Woo. 有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -. Journal of Japanese Culture. 2013; 56 255-272. doi: 10.21481/jbunka..56.201302.255
Seonga Woo. 有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -. 2013; 56 : 255-272. Available from: doi:10.21481/jbunka..56.201302.255
Seonga Woo. "有島武郎의『石にひしがれた雑草』論 - ‘편지’를 통해 소통을 묻다 -" Journal of Japanese Culture no.56(2013) : 255-272.doi: 10.21481/jbunka..56.201302.255