@article{ART001797928},
author={윤석남},
title={『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-},
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2013},
number={58},
pages={41-66},
doi={10.21481/jbunka..58.201308.41}
TY - JOUR
AU - 윤석남
TI - 『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2013
VL - null
IS - 58
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 41
EP - 66
SN - 1226-3605
AB - 本稿は、明治初期の翻訳書である『西国立志編』に使われる漢語のうち、左ルビ付き漢語を対象に、中国漢籍の典拠の有無の検討、そこから取り出した漢籍の典拠が見られないと思われる漢語を対象に、訳語としてロブシャイドの当時の日本の英和辞典との関連性を明確な調査を行い、“Shoemaker 鞋工、enable 該得、best 極善、close 収塲、carver 雕工、rabbit-skin 兎皮、helper 幇手、cotton-mill 棉磨”などの語には、『英華辞典』との関連性が検証された。なお、『西国立志編』を訳するにおいて近世末期の訳語である“穢悪、過嚴、刷行、實験、織匠、萠發”なども訳語として使われたことが明らかになった。さらに、『日国2』の用例を分析することによって現代語の形成・成立の検討を行った。また“鞋工、位價、位級、該得、各箇、虚影、極善、蚩愚、 實形、 初歩、信證、成跡、争賽、大産、厚資、頭位、兎皮、癱瘋、棉磨、劣悪、 習驗、製綿、 時辰標、立法院”などの語については『西国立志編』の初出例があり、明治初期に現代語として成立した語である可能性が高い。その他、“影相、藁店、熟觀、小蟹、書班、磚人、捜出、不泯”などの語は、『日国2』に項目はなく、現代語としての定着までには至らなかったようである。
KW -
DO - 10.21481/jbunka..58.201308.41
ER -
윤석남. (2013). 『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-. Journal of Japanese Culture, 58, 41-66.
윤석남. 2013, "『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-", Journal of Japanese Culture, no.58, pp.41-66. Available from: doi:10.21481/jbunka..58.201308.41
윤석남 "『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-" Journal of Japanese Culture 58 pp.41-66 (2013) : 41.
윤석남. 『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-. 2013; 58 : 41-66. Available from: doi:10.21481/jbunka..58.201308.41
윤석남. "『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-" Journal of Japanese Culture no.58(2013) : 41-66.doi: 10.21481/jbunka..58.201308.41
윤석남. 『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-. Journal of Japanese Culture, 58, 41-66. doi: 10.21481/jbunka..58.201308.41
윤석남. 『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-. Journal of Japanese Culture. 2013; 58 41-66. doi: 10.21481/jbunka..58.201308.41
윤석남. 『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-. 2013; 58 : 41-66. Available from: doi:10.21481/jbunka..58.201308.41
윤석남. "『西国立志編』における漢語の問題 -左ルビ付漢語を中心に-" Journal of Japanese Culture no.58(2013) : 41-66.doi: 10.21481/jbunka..58.201308.41