@article{ART001633017},
author={Choi, Chang-wan},
title={『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について},
journal={日本硏究},
issn={1229-6309},
year={2012},
number={32},
pages={199-213}
TY - JOUR
AU - Choi, Chang-wan
TI - 『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について
JO - 日本硏究
PY - 2012
VL - null
IS - 32
PB - The Center for Japanese Studies
SP - 199
EP - 213
SN - 1229-6309
AB - 京都大學所藏本及び1881年本『交隣須知』を資料として、「お(ご)~動詞」形の謙譲語について調べた結果、次のような事実が得られた。京都大學所藏本に表われる「お(ご)~動詞」形の謙譲語としては、「ヲーアツカル」「ヲー申ス」が、また、これに接続する動詞としては、「ホメル」「ツク」「タツネル」「ウツス」が使われている。1881年本では、「オーモウス」「ゴースル」が、また、これに接続する動詞としては、「ヨロコブ」「ワカレル」「タノム」「ヒキトメル」「ツク」「マネク」「介保スル」が使われている。京都大學所藏本に表われていない「ゴースル」は、「ヲー申ス」から変化したのではなく、「下サル」と「ヲー下サル」から変化していた。これは、「ヲー申ス」の用例の数が少なくなって、「ゴースル」に変化したとは思われないということを意味する。韓國語表現は、京都大學所藏本では、「(이안)다」を除いた、3例に敬語的要素が含まれていたが、1881年本では、「オーモウス」の場合、8例のなか、5例だけが、韓國語表現でも敬語的要素が含まれていた。「ゴースル」の場合、2例とも敬語的要素が含まれていなかった。
KW - modefy form;honorific verb;o(go)~verb;Korinsuchi
DO -
UR -
ER -
Choi, Chang-wan. (2012). 『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について. 日本硏究, 32, 199-213.
Choi, Chang-wan. 2012, "『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について", 日本硏究, no.32, pp.199-213.
Choi, Chang-wan "『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について" 日本硏究 32 pp.199-213 (2012) : 199.
Choi, Chang-wan. 『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について. 2012; 32 : 199-213.
Choi, Chang-wan. "『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について" 日本硏究 no.32(2012) : 199-213.
Choi, Chang-wan. 『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について. 日本硏究, 32, 199-213.
Choi, Chang-wan. 『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について. 日本硏究. 2012; 32 199-213.
Choi, Chang-wan. 『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について. 2012; 32 : 199-213.
Choi, Chang-wan. "『交隣須知』に表われる 「お(ご)~動詞」の謙譲語について" 日本硏究 no.32(2012) : 199-213.