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韓国人日本語学習者の作文に見られる漢字の誤用 -書き誤りと読みとの関連-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2008, (22), pp.243-257
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

Naomi Ishii 1

1한국외국어대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿は国立国語研究所の作文対訳データベースを資料として、韓国人日本語学習者の作文に現れた漢字の書き誤りについて分析し、書き誤りと読みとの関連を探ったものである。その結果、韓国人日本語学習者の漢字の書き誤りは、実在しない漢字の書き誤りが最も多く、実在する漢字を代用した誤りの中では、漢字の形や意味よりも音と関連した誤りが最も多く見受けられた。また、全体において学習者が書きにおいても母語の音を頼りに漢字を選択する様子が観察された。読みの誤りの中では、韓国語においても日本語においても同じ音を持つ漢字を代用した誤用が最も多く、次いで韓国語の音は同音であるが、日本語の音は同音ではない(類似した)漢字を代用した誤りが多かった。 代用した漢字に韓国語・日本語とも音が一致したものを当てた誤用では、音の情報だけではなく、意味、形といった他の手がかりを使用し、代用漢字を選択しているものも少なくない一方で、日本語の音は類似し、韓国語の読みが一致した漢字を当てた誤用では、学習者が読み以外の情報をほとんど持っていないか、持っていたとしても音だけに頼って漢字を選択していると推察された。また、類似した音を代用した誤りでは、子音の交替による誤用が最も多く見られた。

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