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韓国人学習者の日本語尊敬表現の使用実態

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2009, (25), pp.309-325
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

Hong, Min-Pyo 1

1계명대학교

Accredited

ABSTRACT

この論文は2009年3月から4月にかけて韓国の4年制大学で日本語を専攻している大学生283人(男性48人、女性235人)、現在韓国の高校や大学で日本語を教えている日本人の教師30人、日本現地の日本人大学生65人を対象に行った尊敬表現の使用実態の調査結果をもとに、韓国人学習者の日本語尊敬表現の使用実態とその問題点を実証的に探ったものである。主な結果を示すと以下のようになる。  韓国人学習者は同年輩の日本人大学生に比べて丁寧すぎるほど敬意の高い表現を多く使っていることがわかった。このような結果は、いくら個人的に親しくなっても自分の先生には敬意の高い表現を使わないといけない、という韓国人特有の目上の人に対する上下意識が原因であろう。しかし、日韓両国ともに最近の若者は過去に比べて目上の人に対する尊敬や上下意識がかなり弱くなってきており、また日本人の対人意識からみても学生が先生にいつも敬意の高い表現を使うとむしる先生に心理的な距離感を感じさせ、結果的に師弟関係がいつもよそよそしい状態になるため、今後の敬語教育においては「召し上がる」「ご覧になる」のような敬語専用動詞と「お~になる」形式のような敬意の高い表現よりは日本人大学生が最も多く使っている助動詞「れる/られる」による尊敬表現をもっと多く使うように指導する必要がある。特に、この「れる/られる」形式はほとんどの動詞に当てはまるし、また受身や可能形などを学習する段階ですでに覚えている形であるため学習に負担がない。学習に負担がなければ敬語使用にも負担がなくなるし、敬語使用に負担がなくなると日本語会話の全体に自信が持てるため、これは大事な問題であると言える。

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