본문 바로가기
  • Home

初級日本語学習者のための複合動詞「∼込む」の意味分類 -コーパスに基づく計量的アプローチ-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2010, (29), pp.191-211
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

이윤호 1

1고베대학교

Accredited

ABSTRACT

本稿では日本語教育における複合動詞の学習語彙選定および意味分類のあり方を探るべく,日本語の複合動詞「∼込む」の重要50語をサンプルとし,「現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)」とクラスター分析に基づく意味タイプの分類を行った。その結果,「∼込む」の高頻度意味タイプは,「∼込む」を自他を区別した場合には他動詞・具体的内部移動の意味がもっとも多く,自他を統合した場合には具体的内部移動(一回性行為)がもっとも多いことが示された。また移動・強化では移動系が,自他では他動詞が多いことが明らかになった。動詞別基本意味タイプについては,50語の動詞のうち単一の意味しか持たないものが32語,複数の意味を持つ動詞が18語と確認された。また,他動詞で移動系の語の意味がぶれやすく,特に抽象的内部移動系の語が習得難度の高いことが示された。動詞意味分類については,50語の「∼込む」動詞が<他動詞の一回性の移動行為>,<心理的内部焦点化>,<人間の思考行為の強化>,<自動詞の一回性の移動行為>といった意味特性とそれぞれ関連付けられる4つのクラスターに圧縮され,「∼込む」型複合動詞の新しい意味グループの可能性が示された。以上の知見は,日本語教育の観点から「∼込む」型複合動詞の研究をさらに進めてゆく上で一つの手がかりを提案するものである。最後に,今後の課題として,分類の教育的効果を図るため,学習者の理解の定着を見る検証実験の必要性を指摘した。

Citation status

* References for papers published after 2023 are currently being built.