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韓国の大学教育における聴解指導の方法

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2011, (32), pp.121-139
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

Sakai, Mayumi 1

1덕성여자대학교

Accredited

ABSTRACT

近年、コミュニケーション能力が重視されるようになるにつれ、聴解教育の重要性も高まっている。本稿は、時間的制約のある大学のカリキュラムの中で、効率的・効果的に聴解能力を向上させるためには、「何を」「どのように」教えるべきかについて考察したものである。聴解能力は日本語の総合的能力との関係が深く、他の技能と連繋させた指導が必要とされる。聴解指導をするということは、聴解に必要な『知識』、つまり、学習者の聴解における問題点となっている音素、アクセント・イントネーション、外来語・固有語、フォーマル・インフォーマル、文法・語彙・数字の聞き取り方法を教えることである。また、聴解に必要とされるストラテジーには、「予測」「推測」「剪定」、および聞き取ったことが正しいかどうかを確認する「モニタリング」などがあり、これらの聴解ストラテジーをトレーニングすることも重要である。さらに、大学の授業における聴解指導の実際例として、発音と聞き取りの授業、市販の聴解教材を使用した授業、生教材を使用した授業について、授業の流れやシラバス、教授法を提示した。また、聴解の後作業として、シャドーイングを行なうと効果的である。本稿は、大学における聴解指導および聴解ストラテジーのトレーニング方法の開発、シラバスおよび教材の作成に役立てようとするものである。ただし、その効果の検証については、学習者への聞き取り調査と授業の観察のみによるものであり、テストを実施するなど、縦断的な調査を行なって検証する必要があると思われるので、これを今後の課題としたい。

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