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韓国人日本語学習者の終助詞使用状況 -「ね」の使用を中心として-

  • The Japanese Language Association of Korea
  • Abbr : JLAK
  • 2011, (32), pp.155-167
  • Publisher : The Japanese Language Association Of Korea
  • Research Area : Humanities > Japanese Language and Literature

요시다 다카 1

1건국대학교

Accredited

ABSTRACT

自然な日本語会話にかかせないものの一つに終助詞がある。しかし、実際の教育現場では終助詞の詳しい指導はあまりなされておらず、学習者自身も苦手意識を持っていることが多い。そこで本稿では、OPIデータを利用して韓国人日本語学習者の終助詞使用状況の調査を実施し、その中で最も使用数が多かった「ね」について機能別に詳しく調査を行った。その結果をもとに各レベルにおける「ね」の使用の特徴を考察したところ、次のような結果があらわれた。まず、初級学習者は約半数の学習者が「ね」を使用していたが正確に使用できていない例が多かった。中級学習者になると「同意」に関する用法は誤用が少なくなっているが、その他の用法においては不適切な使用も多くみられた。上級学習者では使用数も急増し、多様な機能を使えるようになっていた。その中でも「話し手情報」の使用が過半数を越えるようになるが、「のだ」文との接続ができていない為に不自然な表現になっている例が多くみられた。超級学習者になると使用の特徴が母語話者に近づいている様子が確認できた。また、「ね」の使用全般をみると、初級・中級では聞き手にも情報のある「同意」の用法が多く使われ、上級・超級になると話し手に情報がある用法を多く使うようになることなどが明らかになった。

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