@article{ART000929733}, author={유재연}, title={日本戰後社會의 批判的 省察 ―開高健의 『片隅の迷路』를 중심으로―}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2004}, number={20}, pages={211-224}
TY - JOUR AU - 유재연 TI - 日本戰後社會의 批判的 省察 ―開高健의 『片隅の迷路』를 중심으로― JO - Journal of Japanese Culture PY - 2004 VL - null IS - 20 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 211 EP - 224 SN - 1226-3605 AB - 開高健の書いた片隅の迷路は1953年11月德島で起きた、いわゆる「德島ラジオ商殺害事件」を素材にした作品である。この事件は檢察として象徵される國家權力によって犯された反人權的犯罪であり、日本司法制度の虛点と權力の俗性とを克明に表わしたものである。
作家がこの作品を書いた時点はすでに被告の洋子が1審の確定判決をうけ監獄に收監されているときであるが、おもに、小說は殺人事件その自体の眞實を追及するのではなく、檢察側が洋子を犯人としてでっちあげる過程と彼女の無罪を証明するための險しい鬪いを描いている。そして作家は、合理性に基づいている近代制度の非合理性、すなわち、人民による人民のための制度であるべきのことが、むしろ權力側に立って人民を抑壓しているのを銳く批判している。
ちなみに、作家は、民主市民として自分の權利を守るために人民のほうも權力についての批判的認識と省察をもっていなければならないということをも力說している。また作家は、依然として前近代的意識が殘っている戰後日本社會の特殊性についても視線を注いでいるが、それこそ近代の市民社會へと行く道をを妨げるものであることを大事な敎訓として持ちあげでいる。
したがって片隅の迷路は開高健の戰後日本社會にたいする批判的省察であり、またただしい市民社會に向けてのくるしい摸索でもある。
KW - DO - UR - ER -
유재연. (2004). 日本戰後社會의 批判的 省察 ―開高健의 『片隅の迷路』를 중심으로―. Journal of Japanese Culture, 20, 211-224.
유재연. 2004, "日本戰後社會의 批判的 省察 ―開高健의 『片隅の迷路』를 중심으로―", Journal of Japanese Culture, no.20, pp.211-224.
유재연 "日本戰後社會의 批判的 省察 ―開高健의 『片隅の迷路』를 중심으로―" Journal of Japanese Culture 20 pp.211-224 (2004) : 211.