@article{ART000939288}, author={金 昌 男}, title={Real Use of Causative-Passive in Japanese}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2005}, number={26}, pages={79-92}
TY - JOUR AU - 金 昌 男 TI - Real Use of Causative-Passive in Japanese JO - Journal of Japanese Culture PY - 2005 VL - null IS - 26 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 79 EP - 92 SN - 1226-3605 AB - 本稿では、日本語の基本五段動詞371個を對象にして、使役受身形である「-される」と「-させられる」形式の使用實態を調べるために「檢索サイトyahoo!」で檢索を行った。その結果を簡單にまとめると以下の通りである。
まず、「-される」形式については、その用例が見つかった動詞は237個(63.9%)、見つからなかった動詞は134個(36.1%)である。また、七種の辭典を使って、「-される」の例が見つかった237個の動詞の「-す」形式を調べたところ、この形式が一種以上の辭典に載っている動詞は85個(35.9%)で、七種の辭典すべてに載っていない動詞は152個(64.1%)であった。このことから、「-される」形式が可能な五段動詞の中には「-す」形式が辭典にあるものとないものが存在することがわかった。
次に、「-させられる」形式については、その用例が見つかった動詞は125個(33.7%)、見つからない動詞は246個(66.3%)である。つまり、「-させられる」形式の用例が見つかった動詞の數はその用例が見つからない動詞より少ないことから、五段動詞に「-させられる」が付く形式はまだ定着していないと考えられる。また、七種の辭典によれば「-させられる」の例が見つかった125個の中に「-す」形式が一種以上の辭典に載っている動詞は51個(40.8%)である。
以上、「-される」と「-させられる」形式の使用實態については前者が後者より多くの動詞に使われており、また兩者はどちらも尊敬語とサ行五段動詞には適用不可能であることがわかった。 KW - DO - UR - ER -
金 昌 男. (2005). Real Use of Causative-Passive in Japanese. Journal of Japanese Culture, 26, 79-92.
金 昌 男. 2005, "Real Use of Causative-Passive in Japanese", Journal of Japanese Culture, no.26, pp.79-92.
金 昌 男 "Real Use of Causative-Passive in Japanese" Journal of Japanese Culture 26 pp.79-92 (2005) : 79.
金 昌 男. Real Use of Causative-Passive in Japanese. 2005; 26 : 79-92.
金 昌 男. "Real Use of Causative-Passive in Japanese" Journal of Japanese Culture no.26(2005) : 79-92.
金 昌 男. Real Use of Causative-Passive in Japanese. Journal of Japanese Culture, 26, 79-92.
金 昌 男. Real Use of Causative-Passive in Japanese. Journal of Japanese Culture. 2005; 26 79-92.
金 昌 男. Real Use of Causative-Passive in Japanese. 2005; 26 : 79-92.
金 昌 男. "Real Use of Causative-Passive in Japanese" Journal of Japanese Culture no.26(2005) : 79-92.