@article{ART000940079}, author={김옥경}, title={源氏物語の末摘花造型にする考察}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2004}, number={21}, pages={101-114}
TY - JOUR AU - 김옥경 TI - 源氏物語の末摘花造型にする考察 JO - Journal of Japanese Culture PY - 2004 VL - null IS - 21 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 101 EP - 114 SN - 1226-3605 AB - 源氏物語の中でももっとも滑稽な人物と言われている末摘花は、13世紀初め頃に書かれた無名草子の源氏物語論では、好ましい女性の一人として評価されていた。本硏究はそのことに着目して、改めて末摘花造型について考察し、その末摘花造型が源氏物語で持つ意味を明らかにしようとしたものである。源氏物語の本文を深く讀んでいくと、愚かさに見える末摘花のあり方は純粹無垢さとしても讀みうる。たとえば、父宮の影響による末摘花の守旧な生活態度には戱畵化される部分が多いが、しかし、父宮の敎えにひたすら從い、それを黙々と守り通す末摘花の樣子には、愚直さと同時に父宮の敎えを信じ切る純粹さも窺える。さらに、末摘花は光源氏や死んだ乳母など自分の身近な人から言われたことは一途に信じ、それを守り通すところがある。それは愚直さとも言えるが、同時にまた素直さと認めざるをえないのである。源氏物語の中で末摘花が問題にされたのは、このような末摘花のあり方に含まれている異なる二つの側面のためだと考えられる。そして、この兩犠牲とでもいうべき末摘花のあり方は現金な時代の風潮を浮彫りにしているのである。 KW - DO - UR - ER -
김옥경. (2004). 源氏物語の末摘花造型にする考察. Journal of Japanese Culture, 21, 101-114.
김옥경. 2004, "源氏物語の末摘花造型にする考察", Journal of Japanese Culture, no.21, pp.101-114.
김옥경 "源氏物語の末摘花造型にする考察" Journal of Japanese Culture 21 pp.101-114 (2004) : 101.
김옥경. 源氏物語の末摘花造型にする考察. 2004; 21 : 101-114.
김옥경. "源氏物語の末摘花造型にする考察" Journal of Japanese Culture no.21(2004) : 101-114.
김옥경. 源氏物語の末摘花造型にする考察. Journal of Japanese Culture, 21, 101-114.
김옥경. 源氏物語の末摘花造型にする考察. Journal of Japanese Culture. 2004; 21 101-114.
김옥경. 源氏物語の末摘花造型にする考察. 2004; 21 : 101-114.
김옥경. "源氏物語の末摘花造型にする考察" Journal of Japanese Culture no.21(2004) : 101-114.