@article{ART000961822},
author={신 재 인},
title={『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-},
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2004},
number={23},
pages={59-74}
TY - JOUR
AU - 신 재 인
TI - 『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2004
VL - null
IS - 23
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 59
EP - 74
SN - 1226-3605
AB - 本論文の目的は夜の寢覺の敍述に散在している和泉式部の和歌の引用とその意味を明らかにすることにある。夜の寢覺は心理描寫が優れている物語である。物語は心理敍述を極めるために和歌、特に贈答歌によるコミュニケーションの方法をとらず、主に心內語と地の文に依存している。そのため、夜の寢覺は、小野小町から伊勢集、蜻蛉日記、源氏物語へと流れてきた平安文學の和歌的伝統の中で、その心理小說に近い散文性のせいで「和歌を拒否する」とまでいわれてきたわけである。
しかし、こうした散文的な內面描寫の中に夜の寢覺だけの和歌的な伝統は守られていた。和歌による贈答や和歌じたいは多少少ないものの、物語の中には歌人和泉式部の和歌が意図的に引用されていたわけである。しかも、女君の意識の展開は式部の和歌創作の方法と極めて類似していた。とりわけ、和泉式部集の中で和漢朗詠集の「無常」に載っている「觀身論命歌群」は女君の內面の展開と大変關連深いということが明らかになった。
つまり、女君は我が憂き身の歷史をたどり、現在の我が身の不幸の程を過去のものと比べることによって、現在は過去のどの時期よりも不幸であると認識する傾向がある。そういう傾向は物語の山場である二つの事件、つまり、帝闖入事件と生靈事件の後、特に著しいのだが、これは女君が嚴しい現實の狀況を直視し、それを乘り越えていく上で、非常に大切な意識の方法であった。ただし、このような女君の意識の方法は、生靈事件の後、深化の過程を経ることによって、不幸であった過去の時期を回想するよりは、和泉式部の和歌にも見えるような仏敎的な思考の方へと轉じていく。とはいえ、それは和泉式部の場合と同じく、仏敎の現世否定的な論理が現世を見つめる一つの価値觀として働いているからであって、女君自身現世に對する執着そのものから自由であるからだとは言い切れないわけである。
すなわち、夜の寢覺の女君が過去と現在の狀況を對比して考えることや出家に執着する現世否定的な意識の世界を繰り廣げていたのは、和泉式部からの影響が明らかであった。 和泉式部の和歌とその創作が、自分の廣がってゆく心情を通して未だに経驗したことのないことをさらに說得力をもって言い表していくものであったように、夜の寢覺の作者は女君が自分を見つめる自らの意識を眺めることによって、その意識の世界をさらに廣げる方法として式部の和歌の方法を用いたと言えよう。作者は歌語「寢覺」の意味を変容させて物語の主題語にしながら、歌人和泉式部の文學の方法を導入して物語の新しい女主人公像を創造したのである。
KW -
DO -
UR -
ER -
신 재 인. (2004). 『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-. Journal of Japanese Culture, 23, 59-74.
신 재 인. 2004, "『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-", Journal of Japanese Culture, no.23, pp.59-74.
신 재 인 "『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-" Journal of Japanese Culture 23 pp.59-74 (2004) : 59.
신 재 인. 『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-. 2004; 23 : 59-74.
신 재 인. "『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-" Journal of Japanese Culture no.23(2004) : 59-74.
신 재 인. 『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-. Journal of Japanese Culture, 23, 59-74.
신 재 인. 『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-. Journal of Japanese Culture. 2004; 23 59-74.
신 재 인. 『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-. 2004; 23 : 59-74.
신 재 인. "『요루노네자메(夜の寢覺)』의 산문적 전개와 와카(和歌)-『이즈미시키부슈(和泉式部集)』「관신론명가군(觀身論命歌群)」과의 관련을 중심으로-" Journal of Japanese Culture no.23(2004) : 59-74.