@article{ART000962102},
author={이 영 경},
title={A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary"},
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2005},
number={24},
pages={179-194}
TY - JOUR
AU - 이 영 경
TI - A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary"
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2005
VL - null
IS - 24
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 179
EP - 194
SN - 1226-3605
AB - 從來の信生法師日記の硏究は、敍述者自信の內的心境の変化を反映する硏究よりも本文解釋及び注釋硏究を先驅けに信生の系譜や生沒年、そして執筆意図と表現硏究、回想の要素などにその重点が置かれている。が、自照性を中心とする自照文學としての試みはほとんど行われていないのが事實である。
本稿は、この日記が單なる紀行文的な要素を超え、自照文學として位置づけられる端的な特徵を主に自照性を中心に考察した。
その結果、信生法師日記は敍述者本人を'女'に仮託したり三人称ではなく、堂々と'我'と表現することによって敍述者の意識変化を表れた。また、冒頭の旅行動機を見ると明らかであるが、信生は修行卽ち、宗敎的な目的をもって旅立ったのである。しかも、その奧には滿たされない不安定な精神狀態から触發された旅行であったことも讀み取れた。特に、一生信生に取り卷いて切り放せなかったことは死であった。そしてその死は、老いてしまった自分、昔とは変わった出家の姿、他人が自分を見分けられないこと、世人に忘れられた自分、変わらぬ自然と自分との比較、過去の回想など自分を振り返らせる主な原因へと發展していった。信生はこの旅行を通して徹底的に自分と向かい合い自分を照らし、自己省察または自己反照した。日記․紀行․隨筆などのいわゆる自照文學を特徵づける一番主な要素として自照性が擧げられる場合、信生のこの日記こそ作者自分の感情を直接素材として取らえて自己を省察し、振り返り、まるで自分の心を鏡に照らしたように描いた自照性の豊かな作品である。
信生法師日記は春から秋にかけたごく短い期間の旅行日記であるが、地名を異にする空間移動と共にその空間の移動ほど複雜な內的心情の移動を如實に示す事によって自照文學としての十分な條件を備えていると言えるだろう。
KW -
DO -
UR -
ER -
이 영 경. (2005). A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary". Journal of Japanese Culture, 24, 179-194.
이 영 경. 2005, "A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary"", Journal of Japanese Culture, no.24, pp.179-194.
이 영 경 "A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary"" Journal of Japanese Culture 24 pp.179-194 (2005) : 179.
이 영 경. A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary". 2005; 24 : 179-194.
이 영 경. "A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary"" Journal of Japanese Culture no.24(2005) : 179-194.
이 영 경. A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary". Journal of Japanese Culture, 24, 179-194.
이 영 경. A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary". Journal of Japanese Culture. 2005; 24 179-194.
이 영 경. A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary". 2005; 24 : 179-194.
이 영 경. "A study of Self-reflection in " Monk Sinsyo's Diary"" Journal of Japanese Culture no.24(2005) : 179-194.