@article{ART001135376}, author={김 향 숙}, title={韓日比較神話硏究の方法をめぐって}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2004}, number={23}, pages={147-160}
TY - JOUR AU - 김 향 숙 TI - 韓日比較神話硏究の方法をめぐって JO - Journal of Japanese Culture PY - 2004 VL - null IS - 23 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 147 EP - 160 SN - 1226-3605 AB - 從來の日本と韓國の神話硏究者は、それぞれ古事記日本書紀、三國史記三國遺事の神話を、民族の古い伝承としてとらえ、そこに記されている神話から、自國の固有の思想や文化を考えようとし、國家の起源や正統性を支えるものとしての「日本神話」「韓國神話」硏究を行ってきた。
韓日の比較神話硏究者たちは、日本神話と韓國神話が同じ系統に屬し、影響關係があると主張してきた。日本の場合、日本神話の系統を論じるため韓國神話との比較硏究を行い、その見解と方法論は韓國の學界にも大きな影響を与えた。韓國の場合は、日本の神話硏究者たちの方法論や學說を參考にしながら、韓國神話の硏究を試み、韓國神話の原形を推定․復元する手段として日本神話との比較を行ってきた。
本論文は、主として日本と韓國において韓日の神話を比較硏究したもの、そして韓國の神話學界に影響を及ぼしたものを中心に、從來の韓日比較神話硏究の方法上の問題点を指摘し、今後の課題について考察することを目的とする。
本論文ではまず日本における韓日比較神話硏究者(三品彰英、岡正雄、大林太良、吉田敦彦等)、次に韓國における韓日比較神話硏究者(崔南善、金烈圭、黃浿江、徐大錫、玄容駿、張籌根等)に焦点を合わせ、彼らの硏究の方法上の問題点を指摘した上で、兩國の神話テクスト─古事記日本書紀三國史記三國遺事は、多元的な神話化の中にある別個な神話テクストとしてとらえるべきであること、神話テクストの實証的な分析をすること、單なるモチーフや構造の類似のみで、成立時期やその影響關係を論じるのではなく、世界觀などに象徵される神の神聖性など、思想的な部分を對比分析すべきであること、日本神話及び韓國神話を論じる際に、「日本神話」や「韓國神話」の範囲をどこまでとするか、その槪念や定義を明確にすること、などを提唱し、今後の硏究の具体的な方向性を提示した。
KW - DO - UR - ER -
김 향 숙. (2004). 韓日比較神話硏究の方法をめぐって. Journal of Japanese Culture, 23, 147-160.
김 향 숙. 2004, "韓日比較神話硏究の方法をめぐって", Journal of Japanese Culture, no.23, pp.147-160.
김 향 숙 "韓日比較神話硏究の方法をめぐって" Journal of Japanese Culture 23 pp.147-160 (2004) : 147.
김 향 숙. 韓日比較神話硏究の方法をめぐって. 2004; 23 : 147-160.
김 향 숙. "韓日比較神話硏究の方法をめぐって" Journal of Japanese Culture no.23(2004) : 147-160.
김 향 숙. 韓日比較神話硏究の方法をめぐって. Journal of Japanese Culture, 23, 147-160.
김 향 숙. 韓日比較神話硏究の方法をめぐって. Journal of Japanese Culture. 2004; 23 147-160.
김 향 숙. 韓日比較神話硏究の方法をめぐって. 2004; 23 : 147-160.
김 향 숙. "韓日比較神話硏究の方法をめぐって" Journal of Japanese Culture no.23(2004) : 147-160.