@article{ART001135422}, author={鄭 旭 盛}, title={ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY}, journal={Journal of Japanese Culture}, issn={1226-3605}, year={2005}, number={26}, pages={229-252}
TY - JOUR AU - 鄭 旭 盛 TI - ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY JO - Journal of Japanese Culture PY - 2005 VL - null IS - 26 PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak) SP - 229 EP - 252 SN - 1226-3605 AB - この論文は有島とキリスト敎との關わりとの觀點に基づいて、その少年期(アメリカ人牧師の家で英語の勉强で通っていたことやミッション․スクールで學んだこと)や靑年期(主に札幌時代を中心に)にいたるまで、有島の精神的あるいは內面的軌跡を辿っている。
ここには成長環境としての橫浜ということや、新渡戶稻造、カーライル、內村鑑三、それから森本厚吉などを通して、これらの環境と彼等との出會いが有島にいかなる影響を与えたのか、また有島自身が切實に求めようとしたものは何であったのかを考察してみた。ここで私は見過ごせがたい非常に重要な點を窺うことができたと思われる。それは、まず西洋のキリスト敎が有島にまったく異邦の宗敎でない認識を与えたということである。それから、もう一つは有島が求めていたのは恐らく宗敎そのものよりも宗敎によって導き出される〈眞理〉の追求、否もっと正確にいうならば、有島にとってキリスト敎の理解よりも<眞理>追求の同質的な面の發見もしくはより實踐的な面をキリスト敎の中で見出したと言えよう。つまり、<同情>の追求精神と<同情>の實踐樣式がキリスト敎の信仰生活を通して成し遂げることが可能であるという確信、そのものが有島に入信の原動力になったわけである。 KW - DO - UR - ER -
鄭 旭 盛. (2005). ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY. Journal of Japanese Culture, 26, 229-252.
鄭 旭 盛. 2005, "ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY", Journal of Japanese Culture, no.26, pp.229-252.
鄭 旭 盛 "ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY" Journal of Japanese Culture 26 pp.229-252 (2005) : 229.
鄭 旭 盛. ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY. 2005; 26 : 229-252.
鄭 旭 盛. "ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY" Journal of Japanese Culture no.26(2005) : 229-252.
鄭 旭 盛. ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY. Journal of Japanese Culture, 26, 229-252.
鄭 旭 盛. ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY. Journal of Japanese Culture. 2005; 26 229-252.
鄭 旭 盛. ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY. 2005; 26 : 229-252.
鄭 旭 盛. "ARISIMA TAKO AND CHRISTIANITY" Journal of Japanese Culture no.26(2005) : 229-252.