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『古事記』のなかのスサノヲ 皇祖神としてのスサノヲ

JUNG KWON 1

1배재대학교

Accredited

ABSTRACT

本論文は今までのスサノヲの位置づけを見直そうと試みたものである。スサノヲおよびその子孫たちははその荒ぶる性格ゆえ高天原を貫く秩序を有するアマテラスの子孫であるニニギに、造り終えた葦原中国を譲渡するのが当然であるかのように論じられてきた。だが、本当にスサノヲには皇祖神たる資格がないがゆえに国を譲らざるを得なかったのであろうか。 アマテラスとのウケヒの場面を見ると、ニニギの父に当たる三尊子、オシホミミはアマテラス一神の力で成った神ではない。スサノヲがアマテラスの勾玉を噛み砕いて成らせた神なのである。   その誕生はスサノヲの力なしではあり得なかったと言える。このような神生みはイザナギとイザナミの場合においても言え、アマテラスとスサノヲはイザナギの目と鼻から生まれたにも関わらず、イザナミを母神と認めている。さらにニニギが天降るとき持っていく宝物の中には、アマテラス系の鏡と勾玉以外に、スサノヲの宝剣であるクサナギの剣も含まれている。 剣はむかしから王位継承の象徴とされてきた。高句麗の類利の神話から分かるように、剣は自分がその国の後継者であることを証明してくれるものである。朱蒙もその剣をみて、類利を後継者と認め国を譲り渡している。スサノヲの場合もこのような観点で見ることができる。スサノヲの六代孫である大国主とニニギは系譜をたどれば同じくスサノヲの血統を引くもの同士であり、それも国譲りの一要因になっているのではないか。つまりスサノヲもアマテラスと同様にオシホミミの父神として皇祖神としての資格を十分に備えている。 『古事記』が天皇の正当性と神聖性を保証するために製作されたのであれば、高天原から地上までをも含む秩序を有する神聖な存在であり抽象的な存在であるアマテラスを母神とし、巨大な力をもって実際に国作りに関与するスサノヲを父神としてこそ、オシホミミおよびニニギは皇祖神として相応しい資格を備えたと言えるのである。

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