본문 바로가기
  • Home

韓国・中国・日本의 補陀洛 信仰

마쓰모토 신스케 1

1

Accredited

ABSTRACT

この論文では、韓国中国日本の補陀洛信仰を比較しながら、それぞれの特性について論じてきた。補陀洛は南方に実在する観音菩薩の居所と考えられてきた。そのイメージは険しい山があり住んだ池があるというものだった。また補陀洛は島であるという考え方も存在していた。この点は経典によって少し差異がある。そして、この補陀洛信仰を背景に、韓国では洛山寺、中国では普陀山という観音の道場が形成されていた。島かそうでないかという違いはあるが、両者ともに海に面した場所にあって、その地に観音菩薩が住んでいるという信仰形態を持っていた。一方、日本でも補陀洛信仰に基づいた霊地が形成されていた。日光二荒山は、神仏習合を前提とした神社で観音菩薩が神と習合していた。ここは海に面していないので山のイメージを反映した補陀洛信仰と言える。また、日本では紀伊半島を中心に補陀洛渡海という信仰があった。これは、南の方にある補陀洛を目指して船で出発するという信仰である。この場合、紀伊半島は観音の居所ではなく、別の場所にある補陀洛浄土を目指していた。そして、補陀洛渡海は「往生」と密接に結びついており、現身で行ける浄土であるという一方で、来世的な信仰を兼備していた。

Citation status

* References for papers published after 2023 are currently being built.