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노(能)의 대중화와 곤파루 젠포(金春禅鳳)

Lee, Jin-Ho 1

1원광대학교

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ABSTRACT

 能の真の大衆化は、アイロニカルにも応仁の乱という政治的に頗る不安定だった時期から求められる。大衆化の程度は当代の上流階層が残した日記類の芸能関連記事からも窺えるが、大成期には全体の十二パーセント程に過ぎなかった能の興行関連記事が、乱以降からは過半を占めるほど芸能界の中枢を成し、その享受層もまた社会の底辺に至るまで下向的多様化傾向を示す。大衆化時代にみる能芸風の変化は、正にこういった享受層の下向的多様化に当てはまるもので、これは当代を代表する禅鳳の芸風からも窺えよう。 とりわけ能詞章の場合、禅鳳は、大成期の世阿弥に比し、先行の関連知識を要する和歌引用を最少限に納め、結果的には享受層の下向的多様化に歩調を取ったといえよう。こういった傾向は能の素材や主題面においても言え、禅鳳は、たといその出典は不透明であっても、当時一般民衆の間に廣く膾炙されがちな通俗的な素材を通し、メッセージの伝達よりは力動的な舞い働きの方に眼目が置かれ、いわば観客をして一次元的な視覚的興味を誘発させる。要するに、こういった視覚的要素は、人間の最も根元的な感覚の一つであって、窮屈な知識も要せず、インパクトもまた強いわけである。 とはいえ、禅鳳のこういった視覚優先の芸風は、先代の信光からの影響、あるいは周辺の要求によるものかも知れない。しかし、もう一つ注目したいのは、禅鳳の能にみる視覚優先の傾向は、とうじ急浮上していた他の視覚的芸能の流行と相まって、当代の芸能界の流れを能に反映した結果によるかも知れないということであろう。

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