@article{ART001692642},
author={Do, Ki Jeong},
title={『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-},
journal={Journal of Japanese Culture},
issn={1226-3605},
year={2012},
number={54},
pages={19-34},
doi={10.21481/jbunka..54.201208.19}
TY - JOUR
AU - Do, Ki Jeong
TI - 『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-
JO - Journal of Japanese Culture
PY - 2012
VL - null
IS - 54
PB - The Japanese Culture Association Of Korea (Jcak)
SP - 19
EP - 34
SN - 1226-3605
AB - 『沙石集』には、中世鎌倉の資料にも関わらず、「侍り」が依然として多用されており、語法上の一つの特徴をもっている。まず、地の文では、作者自身の考えや感想などを読者にアピールしている序文や述懐文、また、採録した説話をまるで作者が経験した話のように記述する部分に「侍り」が使用されている。そのほか、「侍り」は、和歌を作った動機と時期、場所などを表す部分や佛法の教え、人間としての道理を表明している部分に多く使われている。つまり、作者自身の経験、感想を慎み深く述べるために用いられた「侍り」と判断される。会話文においては「侍り」が162例使われている。主に、高僧(29%)や出家者(23.5%)、庶民(24.7%)の層を聞き手とし、全体の使用量の77.2%を占めている。「侍り」が(I)(II)階層の高い身分に4例使われているが、これは「侍り」が聞き手に敬意を表すのではなく、文におけるある種の効果を得るためのものと考えられる。そのほか、外国の物語や神や動物のような非現実的な対象との対話にも「侍り」が用いられている。以上、『沙石集』は仏教説話集という設定で、僧侶や出家者の話が集中しており、これらの対象にふさわしい「侍り」の表現を通じて文章においてある一定の効果(古めかしさ、改まり、反論、进言、非現実性、など)を得るための作者の意図的な表現で非当代语の「侍り」が多用されたと考えられる。
KW -
DO - 10.21481/jbunka..54.201208.19
ER -
Do, Ki Jeong. (2012). 『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-. Journal of Japanese Culture, 54, 19-34.
Do, Ki Jeong. 2012, "『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-", Journal of Japanese Culture, no.54, pp.19-34. Available from: doi:10.21481/jbunka..54.201208.19
Do, Ki Jeong "『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-" Journal of Japanese Culture 54 pp.19-34 (2012) : 19.
Do, Ki Jeong. 『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-. 2012; 54 : 19-34. Available from: doi:10.21481/jbunka..54.201208.19
Do, Ki Jeong. "『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-" Journal of Japanese Culture no.54(2012) : 19-34.doi: 10.21481/jbunka..54.201208.19
Do, Ki Jeong. 『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-. Journal of Japanese Culture, 54, 19-34. doi: 10.21481/jbunka..54.201208.19
Do, Ki Jeong. 『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-. Journal of Japanese Culture. 2012; 54 19-34. doi: 10.21481/jbunka..54.201208.19
Do, Ki Jeong. 『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-. 2012; 54 : 19-34. Available from: doi:10.21481/jbunka..54.201208.19
Do, Ki Jeong. "『沙石集』의 敬語硏究 -「侍り」의 待遇性-" Journal of Japanese Culture no.54(2012) : 19-34.doi: 10.21481/jbunka..54.201208.19