본문 바로가기
  • Home

類義語「急に」「突然」の違いについて -『現代日本語書き言葉均衡コーパス』と新聞コーパスを資料として -

조은영 1

1수도대학

Accredited

ABSTRACT

本稿では、類義語「急に」「突然」の違いを明らかにするために、新聞データと『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を用いて、新たな分析方法で両副詞を検討した。検討の際に、趙(2012)の『毎日新聞』データにおける「急に」「突然」の出現傾向の結果と比較し、また、年度別の出現傾向について検討した。検討は、①『毎日新聞』における「急に」「突然」の年度別の出現傾向とBCCWJにおける「急に」「突然」の出現傾向、②「急に」「突然」の違いについてである。検討の結果、以下のようなことが明らかになった。 ①『毎日新聞』における「急に」「突然」の年度別の出現傾向に大きな差は見られず、「急に」より「突然」の方が約3倍高く出現し、BCCWJの2001年から5年間を集めた『新聞』データにおいても「急に」より「突然」の方が約4倍高い。また、BCCWJの『書籍』『雑誌』における「急に」「突然」の出現傾向は、新聞データでの3,4倍の差まではないものの、「突然」の方が「急に」よりやや出現が多い。しかし、BCCWJの『国会会議録』においては、『毎日新聞』『書籍』と違って「突然」より「急に」の方がやや高く、『毎日新聞』『書籍』における「地の文」「会話文」の出現傾向は「急に」が「突然」より高いことから、話し言葉においては、「急に」が「突然」より多く現れることが推測される。『毎日新聞』『書籍』における「急に」「突然」と共起する動詞の高頻度の動詞は共通のものが多い。 ②「急に」「突然」と共通する動詞の特徴語において、「急に」より「突然」の方がより抽象的で広範囲に使われる。それぞれの特徴語からは、「急に」は、人の感情、人の状態の変化、自然の気温・温度の変化など、事態の成立までの変化を経たという過程性、連続性が見られる。一方、「突然」は、対象に影響を及ぼす行為、物事の聴覚的な変化、物事の消滅、空間的な移動に現れる。

Citation status

* References for papers published after 2023 are currently being built.