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나쓰메 소세키(夏目漱石)와 李御寧이 추구한 패러독스의 세계 -『나는 고양이로소이다』『풀베개』『가위바위보 문명론』을 중심으로 -

강현모 1

1충남대학교

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ABSTRACT

宇宙の自然界は 陰と 陽、昼と夜、夏と冬、明と暗が反轉しながら絶えずにくりかえして循環する。三つ巴のような図柄の構造に圓を描きながら循環するジャンケンのルールは、自然界と同じ仕組みになっている。これは易の原理のような物で東洋思想の根幹になっている陰陽思想の轉であり、パラドックスの世界である。李御寧が『ジャンケン文明論』で「21世紀はジャンケンの世紀である」と定義しているのは自然界の原理が內在しているジャンケン·コードこそドッシング·コインのバイナリー·コードが招來した両極化と極端の時代、文明衝突の時代を飛び越える和合と共存、そして融合の時代へ向かうべきの新しいパラダイムだという確信の為である。夏目漱石はもはや100年も前に現代文明の限界を認識していながら、このような現代文明の矛盾を解決する方法論として逆說的な思考とパラドックスの世界を追求していた。宇宙の自然界は陰と陽と對立しながらも、それを超越して相互の補完的の機能を持つ非對稱的な變化、いわゆる對立と依存という両義性を同時に孕んだ矛盾の世界で、その矛盾はパラドックスの世界でだけ解決出来ないことだからである。100年前、激動の時代を生きていった日本の知識人である漱石と、その時代よりもっとも多難な複雑を極める100年後のこの時代に生きている韓國の知識人である李御寧、その二人が追求しながら志向している世界は決して異なってはいない。ただ、李御寧が人類の文明的なコードという巨大談論を通じて力説しているのに対して、漱石は巨大な宇宙の原理を小宇宙の人間の心の内に盛込んでいたという点が異なっているだけである。西洋文明によって招來された極端の時代を終熄し、對立と葛藤を解決するための漱石と李御寧とが提示する解法は、他の一方を排除する排他的であり、偏向的な西洋の唯一の思考でなく包容力を持て共にする共存と寬容の包括性を追求する東洋の陰陽思想のものだと確信することができる。對立と葛藤で點綴された極端の時代は未だに終わっていない。彼ら二人が追求していた寬容と共存、そして存在論でなくて關係論からの逆說的な反轉の世界をより一層切実に願うのもその故である。

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