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谷崎潤一郎의『少年』論 -人稱과 스쿠비즘을 중심으로-

김상원 1

1동국대학교

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ABSTRACT

 本稿では谷崎潤一郎の初期小説の一つである『少年』を人称の問題と関連して考察してみた。谷崎の1人称体小説は人称と文体が完成された時期である関西への移住以後に多数の作品が発表されたが、『少年』は初期に発表された小説であるにもかかわらず、彼の初期の作品のなかで完成度の高い作品として評価されている。本稿ではそのような点に着目して、『少年を』人称とスくビズム様相を中心に考察してみた。 その結果として、『少年』が1人称体の視点を必要としたのはスくビズム様相に基づいた心理的快楽を極大化するためであったのが分かった。そして、それはスくビズムの5類型の中で、<観念的下位>、<観念的下部B>、<肉体的下部>に属するのが分かった。しかし、作品中の「私」は作者、或は第3者を連想させる仮象の人物と完全に分離された独立の個体ではなかったという点では1人称体小説としての失敗作とも言えよう。 日本の作家たちの中で、谷崎ほど語りと文体のテーマの探求にふさわしい作家はいない。そのような意味で谷崎の初期作品に関連して人称を中心に考察してみたという点において本稿の意義があると思う。

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